施工事例 B-204

eスポーツカフェ LED照明施工事例
ゲーミングブースRGB間接照明・グレア抑制
46%省エネ・年間22万円削減・回収2.3年

46%
省エネ率
22万円
年間削減額
2.3年
投資回収期間
22h/日
長時間稼働対応

「蛍光灯がモニターに映り込んでゲームに集中できない」——照明がユーザー体験を壊していた

80㎡のeスポーツカフェ。60台のハイスペックPCを擁するこの施設では、天井の蛍光灯(4200K昼白色)がゲーミングモニターの画面に映り込み、プレイ中の視認性を著しく低下させていた。「画面に天井の蛍光灯が反射して、暗いシーンのゲームが全くプレイできないというクレームが週に何件も来ていた」とオーナーは振り返る。

eスポーツカフェとしてのブランド訴求にも課題があった。ゲーミングPCメーカーやゲーム大会のビジュアルに見られるRGBライティングが施設内に全くなく、「普通のネットカフェと変わらない」という印象を持たれていた。さらに22時間稼働・年間8,000時間以上の運用で、蛍光灯の交換コストが年間4万円近くに達していた。

LED PRO SHOPへの相談で、ゲーミングブース背面のRGB間接照明・天井グレア抑制設計・ラウンジ調光の4ゾーン設計が提案された。「照明でeスポーツ感を出せるとは思っていなかった」と全面換装を決断した。

eスポーツカフェ オーナー の声

「LED換装後に来店したお客さんが、入口で立ち止まって『かっこいい』と言ってくれた時は嬉しかったです。モニターへの映り込みもなくなり、クレームがほぼゼロになりました。電気代が月1.5万円以上下がって、蛍光灯の交換作業もなくなった。スタッフの負担も減っています。」
— 都内・eスポーツカフェ オーナー

よくある失敗例:eスポーツ・ゲーミング施設のLED化でありがちな問題

eスポーツカフェ照明の3大要件:グレア抑制・RGB演出・長寿命

eスポーツカフェの照明設計は、一般的なネットカフェやゲームセンターとは異なる3つの専門要件があります。①モニターへのグレア(映り込み)抑制②ブランド訴求のためのRGB間接照明③22時間稼働に耐える長寿命LEDです。

グレア抑制については、競技性の高いeスポーツでは画面視認性がパフォーマンスに直結します。FPSやMOBAなど暗いシーンが多いゲームでは、天井からの直接光がモニター表面に反射すると、敵の位置確認や細部の判断に影響します。ゲーミングブース内の照度は机面50〜100lx程度の低照度を保ち、光源はデスク背面・床面・壁面への間接設置に限定することが原則です。

RGB演出はeスポーツ施設のブランディングと直結します。ゲーミングPCの筐体RGB・モニターのバックライトと連携したカラーコーディネートで、没入感と施設の競争力を高めます。RGBテープLEDはSMDタイプを使用し、間接設置で光源が直接視野に入らないよう設計することが重要です。

施工概要:eスポーツカフェ 80㎡(PC60台・ゲーミングブース50台・ラウンジ10台相当) / ゲーミングブースRGB間接照明・低グレア設計・ラウンジ調光・外装サイネージIP65 / 施工費50万円 / 46%省エネ・年間22万円削減・回収2.3年

施工前後 照明スペック比較

エリア旧照明新LED(COBテープ)削減率
ゲーミングゾーン・ブース(50m) Hf蛍光灯40W×17本+誘導灯=704W
Ra75 / 4200K 直射
COB 8W/m×50m=400W
間接設置・低グレア
IP20
43%削減
ラウンジ・休憩スペース(20m) 蛍光灯32W×12本=384W
Ra75 / 4200K
COB 10W/m×20m=200W
Ra80 / 3500K 調光対応
IP20
48%削減
受付・エントランス(15m) 蛍光灯40W×6本=240W
Ra75 / 4200K
COB 10W/m×15m=150W
Ra85 / 4000K
IP20
38%削減
外装サイネージ・ファサード(17m) 外照式蛍光灯40W×8本=320W
Ra65 / 4200K
COB 8W/m×17m=136W
RGB対応・3色演出
IP65防水
58%削減
合計 1,648W 886W 46%削減

4ゾーン別 設計詳細

ZONE A
ゲーミングゾーン・ブース
色温度:RGB + 白色ベース
設置方法:間接設置(デスク背面・床面)
テープ:COB 8W/m × 50m
消費電力:400W
照度:机面 50〜100lx(低照度)
IP規格:IP20(屋内標準)
目的:グレアゼロ・RGB没入感演出
ZONE B
ラウンジ・休憩スペース
色温度:3500K 温白色
演色性:Ra80
テープ:COB 10W/m × 20m
消費電力:200W
照度:200〜300lx(調光対応)
IP規格:IP20(屋内標準)
目的:休憩時リラックス・ゲーミングとの雰囲気分離
ZONE C
受付・エントランス
色温度:4000K 白色
演色性:Ra85
テープ:COB 10W/m × 15m
消費電力:150W
照度:400〜500lx
IP規格:IP20(屋内標準)
目的:清潔感・来店者への第一印象形成
ZONE D
外装サイネージ・ファサード
色温度:RGB 3色 + 白色演出
テープ:COB 8W/m × 17m
消費電力:136W
IP規格:IP65 防水
制御:タイマー(夕方〜終了時)
目的:夜間集客・eスポーツ施設ブランディング

ゲーミングブースのグレア抑制設計:間接照明の具体的な施工方法

eスポーツカフェのゲーミングブースでは、照明設計の基本原則が一般施設と逆転します。通常は「明るくすること」が目標ですが、ゲーミングブースでは「光を見せないこと」が設計の中心になります。

グレアゼロを実現する3つの間接設置ポイント

RGB照明のシーン設定例

シーンRGB設定適用タイミング効果
通常営業 シアン〜ブルー系 常時 eスポーツ施設としてのブランドカラー訴求
大会・トーナメント 赤+白(大会カラー) イベント開催時 競技感・緊張感の演出
深夜タイム 紫〜ディープブルー 23時〜翌朝 夜間の落ち着いた雰囲気への切り替え
清掃・メンテ 白色 100%照度 閉店2時間 清掃効率・衛生確認
🖥️
グレアゼロでプレイ向上
モニターへの映り込みをゼロに。FPS・MOBAの暗シーン視認性が大幅改善
🌈
RGB演出で没入感アップ
ブースごとのRGBアクセントでeスポーツ施設らしい独自の雰囲気を形成
22時間稼働に対応
COB寿命50,000時間。22h/日稼働で約6.2年間ランプ交換不要
💰
年間22万円削減
電力費18万+ランプ交換4万を合計削減。長時間稼働ほど削減額が拡大

24時間近く稼働する施設のLED化が特に効果的な理由

eスポーツカフェは22〜24時間稼働が一般的で、年間稼働時間が通常の飲食店の2〜3倍に達します。LED化の省エネ効果は「削減電力×稼働時間」で決まるため、長時間稼働施設ほど絶対額での削減効果が大きくなります。

稼働時間別 年間削減効果の比較

施設種別(想定稼働)年間稼働時間同規模での年間電力削減額(概算)
一般飲食店(10h/日) 3,650h 約8.3万円
ネイルサロン(12h/日) 4,380h 約10万円
フィットネスジム(16h/日) 5,840h 約13.3万円
eスポーツカフェ(22h/日) 8,030h 約18万円(本事例)

本事例では年間稼働約8,000時間での762W削減が年間電力費約18万円の節約に相当します。これにランプ交換・修繕費の約4万円削減を加えた合計22万円が年間削減額となります。

費用対効果の詳細計算

項目旧照明(年間)新LED(年間)削減額
電力費
稼働22h/日×365日≒8,000h
1,648W×8,000h=13,184kWh
×¥30=395,520円
886W×8,000h=7,088kWh
×¥30=212,640円
182,880円
ランプ交換費
蛍光灯44本×年2回交換
44本×2回×¥400=35,200円 COB寿命50,000h(約6.2年)
ほぼ交換不要 ≒0円
35,200円
交換作業・メンテ工数削減 年間交換作業約8,000円相当 作業ほぼゼロ ≒0円 8,000円
合計削減額 438,720円/年 約212,640円/年 約220,000円/年(22万円)

投資回収計算:施工費 500,000円 ÷ 年間削減額 220,000円 = 2.27年(約2.3年)で回収。22時間稼働という長時間運用が、回収期間を短縮しています。回収後は毎年22万円が純節約として積み上がります。

施工事例まとめ・主な達成指標

2027年問題:長時間稼働施設ほど蛍光灯廃止の影響が大きい

22時間稼働のeスポーツカフェでは蛍光灯の消耗が一般施設の2倍以上速く進みます。2027年以降の蛍光灯製造終了で補修部品が入手困難になれば、照明不良による営業継続リスクが直接的に生じます。

〜2026年既存蛍光灯の在庫流通・補修部品入手可
2027年〜一般蛍光灯の製造・輸入が事実上終了
2028年〜補修部品枯渇・修理不能化・照明コスト急増リスク(長時間稼働施設は特に高リスク)

よくある質問

Q. eスポーツカフェのゲーミングブースに適した照明設計はどのようなものですか?

A. ゲーミングブースには低グレア・低照度の間接照明が最適です。モニターに光が反射するとゲームへの集中が妨げられるため、デスク背面や床面にCOBテープLEDを設置する間接照明が有効です。RGBテープを使えば店舗のブランドカラーや季節・イベントに合わせた演出も可能です。照度は机面で50〜100lxの低照度を維持し、モニターとの輝度差を最小化します。

Q. eスポーツカフェのような24時間営業施設でLED化の省エネ効果はどのくらいですか?

A. 24時間・年間8,000時間以上稼働する施設では、LED化の省エネ効果が最大化されます。蛍光灯からCOBテープLEDへの換装で一般的に40〜50%の電力削減が見込まれ、年間稼働時間が長いほど絶対額での削減効果も大きくなります。24時間営業の80㎡施設では年間18〜22万円規模の削減が期待できます。

Q. ゲーミング施設でRGBテープLEDを使う際の注意点は何ですか?

A. RGBテープLEDは色を自由に変えられる反面、白色の演色性(Ra値)がSMD単色テープより低い場合があります。ゲーミングブース周辺の装飾用途にはRGBで問題ありませんが、受付カウンター・ラウンジなど人の肌色が重要なゾーンはRa80以上の白色COBテープを別途使用することを推奨します。また、高輝度RGBを直視できる位置に設置すると眩しさが生じるため、必ず間接設置(壁・床・デスク背面)に限定してください。

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