施工事例 B-93 / ゲームセンター・アミューズメント
ゲームセンター LED照明施工事例
RGB演出照明・ゲーム機周辺高照度・バックヤードPIR
43%省エネ・年間30万円削減・回収3.5年
都市部のゲームセンターオーナーは、蛍光灯の均一な白い光が「うちのお店の雰囲気を殺している」と長年感じていた。競合他店はネオンやRGB照明でエンタメ感を演出している一方、自店は「学校の体育館みたい」と常連客に揶揄されることもあった。
問題はエンタメ演出と省エネの両立だった。RGB照明を増やせば電気代が跳ね上がり、省エネを優先すれば演出が死ぬ。その板挟みの中でCOBテープLEDのゾーン設計という解決策に出会った。
エントランスにRGB演出・ゲームエリアに高照度白色・UFOキャッチャーコーナーに温かみある3000Kを配置した4ゾーン設計で、演出性と43%省エネを同時に実現した。
「RGB照明にしてからお客さんの写真撮影が増えました。SNSに上げてくれることで宣伝になっています。電気代も減って、一石二鳥でした」
— 都市部・ゲームセンター・アミューズメント施設オーナー
施工概要
本事例は、都市部のゲームセンター(店舗面積200㎡)を対象としたLEDテープ照明フルリニューアルの記録です。
ゲームセンターではエンタメ空間としての演出性(RGB・カラフル照明)とゲーム機操作に必要な手元照度の確保という相反する要件が存在します。従来の蛍光灯・白熱球混在から、エントランスにRGB演出テープ、ゲームエリアに高照度白色テープ、UFOキャッチャーエリアに温かみある3000Kを配置し、エンタメ演出を維持しながら43%の省エネを達成しました。
施工規模:200㎡ / 4ゾーン / 合計施工延長150m
よくある失敗例
RGB LEDをゲーム機の筐体内部に設置したところ、熱がこもり機器内部温度が上昇して基板トラブルが発生したケース。また店内全体を低照度のRGB演出一色にしたため、プライズゲームのクレーン操作で手元が見えにくいと苦情が出た。演出照明と作業照明の両立設計を怠った典型的な失敗例で、後から配線を引き直す追加コストが発生した。
ゾーン別施工データ一覧
| ゾーン | 用途 | 色温度 | 演色性 | 仕様 | 旧消費電力 | 新消費電力 | 削減率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Zone A | エントランス(RGB演出) | RGB | Ra80 | RGB / 10W/m × 20m | 白熱球60W×20個+ネオン管=1,500W | 200W | 87%削減 |
| Zone B | ゲームエリア(高照度) | 4000K | Ra85 | 12W/m × 80m | FL40W×40本=1,600W | 960W | 40%削減 |
| Zone C | UFOキャッチャーエリア | 3000K | Ra85 | 10W/m × 30m | 白熱球60W×15個=900W | 300W | 67%削減 |
| Zone D | バックヤード・スタッフルーム(PIR) | 5000K | Ra80 | PIR / 8W/m × 20m | FL40W×8本=320W | 160W | 50%削減 |
※旧合計:4,320W 新合計:1,620W(PIR在室換算) ※ネオン管は消費電力推定含む
ゾーン別詳細
RGB / 10W/m / 20m
色制御: RGB フルカラー
消費電力: 200W(旧1,500W)
集客の要となるエントランスにRGBテープを配置し、ゲームセンターらしいカラフルな演出を維持。旧来の白熱球+ネオン管から87%削減。コントローラーでカラー・点滅・グラデーションを自在に変更可能。
4000K / Ra85 / 80m
色温度: 4000K 中性白色
演色性: Ra85
消費電力: 960W(旧1,600W)
ゲーム機の操作ボタン・画面が見やすい4000K中性白色を採用。ゲーム機の間・天井・壁面にCOBテープを配置し均一照度を確保。FL40W×40本から40%削減しながら明るさを維持。
3000K / Ra85 / 30m
色温度: 3000K 温白色
演色性: Ra85
消費電力: 300W(旧900W)
景品の色を魅力的に見せる3000K温白色をUFOキャッチャーエリアに採用。景品の色再現性を高めながら楽しい雰囲気を演出。白熱球60W×15個から67%削減。
5000K / Ra80 / PIR / 20m
色温度: 5000K 昼白色
演色性: Ra80
制御: PIR人感センサー
消費電力: 160W(旧320W)
スタッフルーム・バックヤード・機械室にPIR人感センサー付きCOBテープを設置。在室時のみ自動点灯しFL40W×8本から50%削減。景品在庫確認も5000K高照度で容易に。
施工前後の比較
※電気代単価28円/kWh、年間稼働4,320h(12h×360日)で試算。
ゲームセンターLED化のメリット
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RGB LEDでエンタメ演出を維持しながら87%省エネ ネオン管・白熱球による演出照明はRGB LEDテープに置き換えることで、消費電力を旧比87%削減しながら同等以上のカラフルな演出を実現。コントローラーで色・点滅・グラデーションを自在に変更可能。
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4000K中性白色でゲーム機の操作性を向上 ゲーム操作に最適な照度・色温度をゾーン設計で実現。暗すぎるとボタン誤操作・目疲れが増えます。4000Kの中性白色は眼精疲労が少なく長時間のプレイを快適にサポート。
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UFOキャッチャーエリア3000Kで景品の魅力を最大化 景品の色を温かみある3000Kで照らすことで、お客様の購買意欲(プレイ意欲)を高めます。白熱球からの置き換えで67%省エネしながら景品の見栄えを改善。
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ランプ切れによる機器停止・クレームリスクを排除 白熱球・蛍光灯のランプ切れは閉店後の大量交換作業と部品コストが発生。200㎡規模では年間ランプ費8万円以上。COB LEDテープ寿命50,000hにより交換頻度を激減させます。
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PIRバックヤードで深夜・閉店後の無駄電力をゼロに 24時間営業や深夜まで営業するゲームセンターは、閉店後もバックヤードの照明が点きっぱなしになりやすい。PIR人感センサーで自動管理し待機電力を50%削減。
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低発熱でゲーム機の熱環境を改善 白熱球・ネオン管は大量の熱を放出し、ゲーム機周辺の温度を上げます。LEDへの置き換えで発熱量を大幅削減し、ゲーム機の熱暴走リスクと夏場のエアコン負荷を軽減。
使用商品
エントランス演出用RGBテープとゲームエリア用白色COBテープを組み合わせた大型施設向けLEDシステム。RGBテープはコントローラーで全色対応・点滅・グラデーション制御が可能。PIRセンサー付きコントローラーでバックヤードの自動管理も実現。
詳細・購入はこちらよくある質問
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よくある質問
Q. ゲームセンターのRGB演出照明とゲーム機周辺照明を別々に制御できますか?
A. はい、エントランスのRGB演出回路とゲームエリアの白色高照度回路を独立して設計することで、演出タイミングに応じた柔軟な制御が可能です。DMXコントローラーを使えばRGBの色変化パターンを自動化・プログラム化できます。
Q. ゲームセンターのLED照明は長時間の連続点灯に耐えられますか?
A. 業務用COBテープLEDは定格寿命50,000時間で、12時間/日の営業で約11年間使用できます。長時間連続点灯環境でも安定動作するため、ランプ切れによる演出の途切れや追加コストを大幅に削減できます。
Q. UFOキャッチャーやクレーンゲーム機内の照明もLEDに換えられますか?
A. はい、クレーンゲーム機内部はスペースが限られるため、薄型・低発熱のCOBテープLEDが最適です。機内の熱が景品に影響しにくくなり、景品ダメージの低減にもつながります。
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