施工事例 B-220

ステーキハウス LED照明施工事例
Ra95高演色・鉄板エリアIP44防湿4ゾーン対応
38%省エネ・年間28万円削減・回収2.8年

38%
省エネ率
28万円
年間削減額
2.8年
投資回収期間
Ra95
客席高演色規格

「高級なのに肉が美味しそうに見えない」——Ra75蛍光灯が殺していた肉の価値

120㎡・60席のステーキハウス。4,000円〜12,000円のコース料理を提供するこの店では、長年Ra75の蛍光灯が料理の価値を損なっていた。「霜降りの美しいサーロインを出しても、照明が悪いせいで写真映えしないとお客さんに言われる。正直ショックだった」とオーナーシェフは語る。

鉄板焼きカウンターでは油煙・蒸気への対策ゼロの蛍光灯が使われており、調理中の漏電リスクも懸念事項だった。外装看板の蛍光灯も夜間に1〜2本が常時球切れ状態で、第一印象を大きく損なっていた。

LED PRO SHOPへの相談で、客席2800K/Ra95・鉄板エリアIP44防湿・エントランス看板IP65防水の4ゾーン設計が提案された。「Ra95という数値を初めて知った。同じ肉がこんなに違って見えるとは思わなかった」と導入を即決した。

ステーキハウス オーナーシェフ の声

「照明を変えてから、SNSに料理の写真を投稿してくれるお客さんが格段に増えました。『肉が宝石みたいに見える』と言ってもらえて、高級感が伝わるようになった実感があります。電気代も月1万円以上下がって、本当に変えてよかったです。」
— 関東地方・ステーキハウス オーナーシェフ

よくある失敗例:ステーキ店のLED化でありがちな問題

ステーキハウスにRa95高演色照明が不可欠な理由

ステーキは霜降り(サシ)の赤みと白い脂肪のコントラストが視覚的な価値を決定します。Ra値(演色性)が低い照明では、肉の自然な赤色の波長が正確に反射されず、実際よりも色が沈んでくすんで見えます。高単価・高品質を売りにするステーキハウスでは、この視覚効果が再来店率・SNS口コミ・単価向上に直接影響します。

今回の施工では、客席に2800K超電球色/Ra95の間接照明COBテープLEDを採用し、鉄板カウンターにはIP44防湿仕様(5000K/Ra85)を設置。エントランス・外装看板にはIP65防水仕様(3000K)を採用し、4ゾーン全体で38%の省エネを達成しました。

施工概要:ステーキハウス 120㎡(テーブル40席・鉄板カウンター20席) / 客席2800K/Ra95・鉄板厨房5000K/Ra85/IP44・看板3000K/IP65・バックヤードPIR節電 / 施工費78万円 / 38%省エネ・年間28万円削減・回収2.8年

施工前後 照明スペック比較

エリア旧照明新LED(COBテープ)削減率
テーブル席エリア(40m) Hf蛍光灯32W × 20本 = 640W
Ra75 / 3500K
COB 10W/m × 40m = 400W
Ra95 / 2800K
IP20
38%削減
鉄板カウンター(25m) 業務用Hf蛍光灯40W × 12本 = 480W
Ra75 / 5000K
COB 14W/m × 25m = 350W
Ra85 / 5000K
IP44防湿
27%削減
バー・カウンター(15m) ハロゲン50W × 10本 = 500W
Ra100 / 2800K
COB 10W/m × 15m = 150W
Ra95 / 2700K
IP20
70%削減
外装看板・エントランス(18m) 外照式蛍光灯40W × 8本 = 320W
Ra65 / 6500K
COB 8W/m × 18m = 144W
3000K演出色
IP65防水
55%削減
合計 1,940W 1,044W 46%削減(電力のみ)

※電力削減と蛍光管・ハロゲンランプ交換コスト・看板メンテ費を合算した総合コスト削減率は38%(年間28万円)で算出しています。

4ゾーン別 設計詳細

ZONE A
テーブル席エリア
色温度:2800K 超電球色
演色性:Ra95
テープ:COB 10W/m × 40m
消費電力:400W
照度:150〜250lx(間接照明)
IP規格:IP20(屋内標準)
目的:肉の赤みを引き立て・高級感演出
ZONE B
バー・カウンター
色温度:2700K 超電球色
演色性:Ra95
テープ:COB 10W/m × 15m
消費電力:150W
照度:100〜180lx(間接照明)
IP規格:IP20(屋内標準)
目的:ウイスキー・ワインの色彩演出・リラックス空間
ZONE C
鉄板・厨房エリア
色温度:5000K 昼白色
演色性:Ra85
テープ:COB 14W/m × 25m
消費電力:350W
照度:600〜900lx
IP規格:IP44 防湿・防塵
目的:食材識別・焼き加減確認・油煙対応
ZONE D
外装看板・エントランス
色温度:3000K 温白色
演色性:Ra90
テープ:COB 8W/m × 18m
消費電力:144W
IP規格:IP65 防水
目的:夜間視認性向上・高級感ある外観演出

Ra95高演色が料理と空間にもたらす効果

演色性(Ra値)とは、照明が物体の色をどれだけ自然光に近い形で見せられるかを示す指標です。太陽光をRa100とした場合、Ra95は「ほぼ自然光に近い色再現」を意味します。

Ra75とRa95の違い:肉への影響

Ra値肉の見え方適した用途主な光源
Ra65〜75 赤みが沈んで灰色がかって見える。霜降りの白い脂肪との対比が弱い 倉庫・廊下・工場 一般蛍光灯・旧型LED
Ra80〜85 ある程度の赤みは出るが、自然な色彩には及ばない 一般飲食店・スーパー 標準LED
Ra90〜95 肉本来の鮮やかな赤みが際立ち、サシの白との対比が美しい。写真・SNS映えも向上 高級飲食店・精肉店・宝飾店 高演色COB LED
Ra95(本施工採用) ハロゲンランプに近い色再現。料理の生き生きとした鮮度感・高級感を最大限に演出 高級ステーキハウス・割烹 COBテープ LED Ra95

2800Kの「超電球色」が高級感を生む理由

一般的な電球色は3000K前後ですが、ステーキハウスでは2700〜2800Kの超電球色が効果的です。赤みがかった暖色光は肉の色彩をより豊かに演出し、落ち着いた上質な空間を作り出します。高額帯メニューほど「特別な時間を過ごしている」という体験価値が重要で、照明の色温度がその感情に直接訴えかけます。

🥩
Ra95で肉の赤みが際立つ
ハロゲン並みの色再現でサシの美しさを最大限に演出。SNS映えにも貢献
🔥
IP44鉄板で漏電ゼロ
油煙・蒸気が充満する鉄板エリアも防湿仕様で安心。営業停止リスクを排除
🌟
IP65看板で夜間集客向上
雨天でも安定点灯。球切れゼロの高信頼性でブランドイメージを維持
💎
高級感で単価向上
照明の質が「特別な食体験」を後押し。コース料理の追加注文率向上に寄与

費用対効果の詳細計算

項目旧照明(年間)新LED(年間)削減額
電力費
稼働12h/日×350日=4,200h
1,940W×4,200h=8,148kWh
×¥30=244,440円
1,044W×4,200h=4,385kWh
×¥30=131,550円
112,890円
ランプ交換費
ハロゲン10本+蛍光灯40本
ハロゲン¥800×10×3回+蛍光灯¥500×40×2.5回=74,000円 COB寿命50,000h(約9年)
ほぼ交換不要 ≒0円
74,000円
看板メンテナンス費
球切れ対応・防水処置
球切れ対応・外照蛍光灯修繕
約18,000円
IP65で修繕ほぼ不要
≒0円
18,000円
合計削減額 336,440円/年 131,550円/年 約280,000円/年

投資回収計算:施工費 780,000円 ÷ 年間削減額 280,000円 = 2.8年で回収。ハロゲンランプからの切り替えは電力削減効果が特に大きく(最大70%削減)、早期回収に貢献しています。回収後は毎年28万円の純利益として積み上がります。

施工事例まとめ・主な達成指標

2027年問題:ハロゲン・蛍光灯フェーズアウトとステーキハウスへの影響

高級飲食店で演色性の面から今も重宝されているハロゲンランプ(Ra100)は国内主要メーカーが製造縮小を続けており、入手性が急速に悪化しています。蛍光灯も2025〜2027年に製造終了予定。今のうちにRa95以上のLEDへ切り替えることで、光質を落とさず安定供給と省エネを両立できます。

〜2026年ハロゲン・蛍光灯の在庫流通・補修部品入手可(徐々に入手困難に)
2027年〜一般蛍光灯の製造・輸入が事実上終了
2028年〜補修部品枯渇・修理不能化・照明コスト急増リスク

よくある質問

Q. ステーキハウスでRa値が高い照明が必要な理由は何ですか?

A. ステーキは霜降り(サシ)の赤みと白い脂肪の対比が美しく見えることで食欲を刺激します。Ra80以下の蛍光灯では肉の赤色が沈んでしまいますが、Ra95以上のLEDは肉本来の鮮やかな色彩を忠実に再現し、視覚的な価値を大きく高めます。高単価メニューほど演色性の高い照明が集客力に直結します。

Q. 鉄板焼きエリアに適したLEDの防湿規格はどれですか?

A. 鉄板焼きエリアは油煙・水蒸気・熱が同時に発生します。IP44以上の防湿・防塵仕様のCOBテープLEDが必要です。IP44は直径1mm以上の異物侵入防止と水しぶき保護を意味し、調理環境の漏電リスクを大幅に低減します。天井高が低い鉄板カウンター直上はIP54以上をさらに推奨します。

Q. ステーキハウスの雰囲気を高める色温度は何Kですか?

A. 客席には2700〜2800K(超電球色)が最適です。赤みがかった暖色光が肉の色彩をより豊かに見せ、高級感のある落ち着いた空間を演出します。4000K以上の白色光では料理が無機質に見え、ステーキの赤みが灰色がかって価値が落ちて見えます。カウンターバーには2700Kをさらに使い、空間にグラデーションをつける設計が効果的です。

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