⚠ 色・カラー選びを間違えると起きる問題
- 食肉・鮮魚ショーケースに低演色白色LEDを使うと赤身が灰色に見え鮮度感が損なわれ、売上・廃棄コストに直結する
- 植物育成に白色LEDのみを使うと赤(630〜660nm)・青(440〜460nm)の光合成に必要な波長が不足し、育ちが悪くなる
- RGBコントローラーと電圧の合っていないLEDテープを接続すると輝度が出ない・制御できない・最悪の場合焼損する
- 演出用の単色赤/青/緑LEDをメイン照明として使うと演色性ゼロで周囲の色が正確に見えず実用照明にならない
COB LEDテープ カラーバリエーション 一覧
電球色
2700〜3000K
食品・飲食・アパレル・バー
温白色
3500〜4000K
小売棚・オフィス・サロン
昼白色
5000〜6000K
ショーケース・作業台・病院
赤(Red)
620〜660nm
植物育成・食肉補助・演出
青(Blue)
440〜460nm
植物育成・水族館・演出
緑(Green)
520〜540nm
演出・誘目・脱出経路
RGB
R+G+B 混色
演出・装飾・カラーチェンジ
用途別 推奨カラー・スペック
食肉・鮮魚ショーケース食品
赤身の鮮やかな色合いを引き立てるには電球色(2700〜3000K)Ra90以上が基本。赤(620〜660nm)単色を補助照明として追加するとより赤身を際立たせる演出効果あり。
推奨: 電球色 Ra90以上 + 赤補助(オプション)
植物育成・水耕栽培農業
光合成クロロフィルが最も吸収するのは赤(660nm)と青(450nm)。赤青比率8:2〜6:4でPPFD(光合成有効光量子束密度)を最大化。白色LEDのみでは効率が落ちる。
推奨: 赤660nm + 青450nm(赤青2色組み合わせ)
水族館・アクアリウム展示
深海・熱帯魚の美しさを引き出すには青(440〜460nm)を基調にRGBで色調整。珊瑚育成には赤+青の植物育成タイプも利用される。IP68防水必須。
推奨: 青 440nm / RGB(IP68防水)
バー・エンターテインメント演出
雰囲気・ムードを変える演出にはRGBが最適。色温度固定の白色LEDでは演出の幅が狭い。コントローラーで色・速度・パターンを変更し夜間の空間演出に活用。
推奨: RGB / RGBW(DMXコントロール)
写真撮影・スタジオ撮影
色の正確な再現が必要な撮影照明にはRa95以上の高演色白色COBが必須。RGBで白を作ると演色性が著しく低下し、撮影した写真の色が実物と大きく異なる。
推奨: 昼白色 Ra95以上(RGBは使用しない)
アパレル・什器照明小売
衣類・ファッションの色を正確に見せるには電球色〜温白色(3000〜4000K)Ra90以上が必要。青みが強い昼光色では衣類の暖色系が青白く見え、商品の魅力が損なわれる。
推奨: 電球色〜温白色 Ra90以上
COB LED 波長別 特性一覧
| 色 | 波長(nm)/色温度(K) | 主な用途 | 照明としての演色性 | 12V対応 | 24V対応 |
|---|---|---|---|---|---|
| 電球色 | 2700〜3000K | 食品・飲食・アパレル棚下 | Ra90以上で最優秀 | ○ | ○ |
| 温白色 | 3500〜4000K | 小売棚・医療・サロン | Ra90以上で最優秀 | ○ | ○ |
| 昼白色 | 5000〜6000K | 作業台・ショーケース・病院 | Ra90以上で最優秀 | ○ | ○ |
| 赤(Red) | 620〜660nm | 植物育成・食肉補助照明・演出 | Ra値なし(単色光) | ○ | ○ |
| 青(Blue) | 440〜460nm | 植物育成・水族館・演出 | Ra値なし(単色光) | ○ | ○ |
| 緑(Green) | 520〜540nm | 演出・非常灯・誘目サイン | Ra値なし(単色光) | ○ | △ |
| RGB | R+G+B 混色 | 演出・装飾・色チェンジ | 照明用途NG | ○ | ○ |
RGBで白を作っても照明にならない理由
RGBの赤・緑・青の加法混色で白に見えても、光のスペクトルが3つの波長のみに集中しています。人間の目には白く見えますが、照らした物体の色は正確に見えず、食品・衣料・商品の色が歪んで見えます。メイン照明には必ず白色(電球色〜昼白色)の高演色COBを使用してください。
RGBの赤・緑・青の加法混色で白に見えても、光のスペクトルが3つの波長のみに集中しています。人間の目には白く見えますが、照らした物体の色は正確に見えず、食品・衣料・商品の色が歪んで見えます。メイン照明には必ず白色(電球色〜昼白色)の高演色COBを使用してください。
RGB vs シングルカラーCOB 比較
| 項目 | シングルカラー白色COB | RGB COB |
|---|---|---|
| 演色性(Ra値) | Ra80〜Ra95以上照明向き | Ra値ほぼなし照明NG |
| 輝度(ルーメン) | 高い(同電力比) | 白色設定時は低い |
| 色変更 | 不可(固定色温度) | 可能(無段階)演出向き |
| 寿命 | 50,000時間以上 | コントローラー依存・30,000〜50,000時間 |
| コスト | 低〜中 | 中〜高(コントローラー込み) |
| 推奨用途 | 店舗照明・作業照明・棚照明 | 演出・装飾・バー・エンターテインメント |
COB LED カラー選定 重要スペック
食品照明 演色性
Ra90以上
食肉・鮮魚・惣菜・野菜の色を正確に見せるにはRa90以上の白色LEDが必須。Ra80以下では食品が不自然に見える
植物育成 赤波長
660nm
光合成クロロフィルaが最も吸収する波長。植物育成LED選定時に660nmが含まれていることを確認する
植物育成 青波長
450nm
クロロフィルbが吸収する波長。茎の徒長抑制・葉の形成に必要。赤(660nm)と組み合わせて使用する
RGB 照明用途
原則NG
RGBのみでは演色性が得られず照明として機能しない。照明+演出を分けてシングルカラー+RGBアクセントの設計が標準
電圧(12V/24V)
要合一致
コントローラーとLEDテープの電圧を必ず合わせる。12V用コントローラーに24V LEDを接続すると輝度不足・24V用に12Vでは焼損リスクあり
防水(屋外/水中)
IP65〜IP68
水族館・屋外演出・農業温室はIP65〜IP68対応品を選択。カラーLEDでも屋外・湿潤環境は防水等級を必ず確認する
COB LED カラー選定 5ステップ
1
用途を「照明」か「演出」かで分類する
商品・作業・空間を見やすくする「照明」用途なら白色COB(演色性優先)を選ぶ。雰囲気・ムード・色の変化で空間演出する「演出」用途ならRGBを選ぶ。両方必要な場合は照明とアクセント照明を別系統で設計する
2
照明用途の場合、色温度とRa値を決める
食品・飲食は2700〜3000K Ra90以上、小売棚は3500〜4000K Ra80以上、撮影・医療・精密作業は5000K Ra95以上を選ぶ。色温度とRa値の両方を確認し、どちらかだけで判断しない
3
植物育成の場合、赤・青の波長と比率を確認する
製品仕様書に「660nm(赤)と450nm(青)」が記載されているかを確認する。PPFDの値が高いほど光合成促進効率が高い。赤青比率は育成する植物種によって最適値が異なるため、育成対象の仕様に合わせて調整する
4
電圧(12V/24V)をコントローラーとLEDテープで合わせる
RGBコントローラーの対応電圧とLEDテープの電圧を必ず一致させる。5m以内の短距離配線・単純用途は12V、5m超・複数系統の長距離配線は24Vを選択する。コントローラーを後から変更するとLEDテープも交換が必要になる場合があるため最初に決定する
5
設置環境の防水等級を確認する
カラーLEDテープも屋外・湿潤・水中設置ではIP等級が必要。水族館・水耕栽培・屋外演出はIP65以上(IP68推奨)、室内乾燥環境ではIP20〜IP44で問題ない。防水なしのカラーLEDを屋外・農業温室に設置すると短期間で腐食・断線する
COB LED カラー選定チェックリスト
- 用途を「照明」か「演出」かで明確に分けたか
- 照明用途でRGBのみの使用を避けているか(Ra値が得られない)
- 食品照明でRa90以上の白色LEDを選択したか
- 植物育成で赤(660nm)と青(450nm)の両方が含まれているか
- RGBコントローラーとLEDテープの電圧が一致しているか
- 5m超の配線で24Vシステムを選択しているか
- 屋外・水中・農業温室でIP65以上の防水品を選んだか
- 撮影・医療用途でRa95以上の高演色品を選択したか
- 演出用RGBと照明用シングルカラーを別系統で設計したか
- 点灯後に実際の色・演色・輝度が用途に合っているか目視確認したか
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