施工事例 B-193

日焼けサロン LED照明施工事例
更衣室IP44防湿・個室ブース調光4ゾーン設計
46%省エネ・年間15万円削減・回収2.8年

46%
省エネ率
15万円
年間削減額
2.8年
投資回収期間
IP44
更衣室防湿規格

「更衣室の蛍光灯が湿気でどんどん劣化する」——防湿ゼロの照明が生んでいたコストとリスク

100㎡の日焼けサロン。待合室8席・個室ブース12室を備えるこの店舗では、更衣室の蛍光灯が毎年のように不具合を起こしていた。「シャワー後の湿気がひどくて、蛍光灯が1年以内に球切れする。交換のたびに業者を呼ぶコストが馬鹿にならない」とオーナーは振り返る。

待合室のダウンライトは60Wハロゲン球で電力消費が大きく、夏場の空調負荷も問題だった。個室ブースは蛍光灯の白色光がタンニング体験の非日常感を損ない、「雰囲気が安っぽく見える」という顧客の声があった。

LED PRO SHOPへの相談で、更衣室IP44防湿・個室ブース調光COB・待合室2700K/Ra90の4ゾーン設計が提案された。「電気代と球切れコストの両方を一度に解決できた」と導入後に語っている。

日焼けサロン オーナー の声

「更衣室の球切れが年に何回もあって、その都度5,000円〜8,000円かかっていました。IP44に変えてから1年以上トラブルゼロ。待合室も電球色にしたら『高級感が増した』とお客様に言っていただけて、集客にもプラスになっています。」
— 関東地方・日焼けサロン オーナー

よくある失敗例:日焼けサロンのLED化でありがちな問題

日焼けサロン照明設計の3つの課題

日焼けサロンの照明設計では、一般サービス業とは異なる3つの特有課題があります。①更衣室・シャワールームの防湿設計②UV照射機器との電源回路分離③タンニング体験を高める個室の調光演出です。

特に更衣室は、顧客が入浴後の状態で利用するため湿度が非常に高くなります。防湿設計なしの蛍光灯は1年以内に球切れ・腐食が発生し、年間の交換・修繕コストが積み重なります。また、UV照射マシンは起動時に大きな電流を消費するため、照明回路と混在させると電圧降下によるチラツキが発生する場合があります。

施工概要:日焼けサロン 100㎡(待合室・個室12室・更衣室・廊下) / 待合室2700K/Ra90・個室2700K/Ra85/調光・更衣室4000K/Ra85/IP44・廊下PIR節電 / 施工費420,000円 / 46%省エネ・年間15万円削減・回収2.8年

施工前後 照明スペック比較

エリア旧照明新LED(COBテープ)削減率
待合室(20m) ハロゲンダウン60W × 8灯 = 480W
Ra95 / 3000K(電球色だが電力過大)
COB 8W/m × 20m = 160W
Ra90 / 2700K
IP20
67%削減
個室ブース × 12室(各2m) 蛍光灯20W × 12 = 240W
Ra75 / 4200K(昼白色)
COB 6W/m × 2m × 12 = 144W
Ra85 / 2700K / 調光対応
IP20
40%削減
更衣室(15m) 蛍光灯40W × 5本 = 200W
Ra75 / 5000K(防湿なし)
COB 10W/m × 15m = 150W
Ra85 / 4000K
IP44防湿
25%削減
廊下・受付(16m) 蛍光灯20W × 6本 = 120W
Ra75 / 4200K
COB 4W/m × 16m = 64W
4000K / PIRセンサー節電
IP20
47%削減
合計 1,040W 518W 50%削減(PIR含む実効46%)

廊下のPIRセンサーにより在室検知なし時の消灯・調光を組み合わせた実効消費電力で46%削減を達成しています。

4ゾーン別 設計詳細

ZONE A
待合室エリア
色温度:2700K 電球色
演色性:Ra90
テープ:COB 8W/m × 20m
消費電力:160W
照度:150〜250lx(間接照明)
IP規格:IP20(屋内標準)
目的:高級感演出・肌色の美しい見え方・リラクゼーション
ZONE B
個室ブース × 12室
色温度:2700K 電球色
演色性:Ra85
テープ:COB 6W/m × 2m × 12室
消費電力:144W(調光時 30〜100%)
IP規格:IP20(屋内標準)
調光:0〜100% 無段階ディマー
目的:体験演出・清掃時高照度切替
ZONE C
更衣室・脱衣エリア
色温度:4000K 白色
演色性:Ra85
テープ:COB 10W/m × 15m
消費電力:150W
照度:400〜600lx
IP規格:IP44 防湿・防塵
目的:湿気環境での安定稼働・清潔感演出
ZONE D
廊下・受付カウンター
色温度:4000K 白色
演色性:Ra80
テープ:COB 4W/m × 16m
消費電力:64W(PIR節電実効 約40W)
IP規格:IP20(屋内標準)
センサー:PIR人感センサー(5分タイマー)
目的:省エネ節電・安全灯確保

更衣室IP44防湿設計の重要性

日焼けサロンの更衣室は、シャワー利用後の顧客が使用するため通常の室内より湿度が大幅に高くなります。防湿仕様でない蛍光灯器具を設置した場合、以下の問題が繰り返し発生します。

防湿仕様なし時の具体的リスク

IP44規格は「直径1mm以上の固形物侵入防止」と「あらゆる方向からの水しぶき侵入防止」を意味します。シャワー室が隣接する更衣室環境において十分な防護性能を発揮し、器具の長寿命化と交換コスト削減を実現します。

4000K白色の更衣室採用理由

更衣室には清潔感と視認性を両立する4000K白色が最適です。2700K電球色は暗く感じられ、着替えや身だしなみを整える際の視認性に劣ります。5000K昼白色は病院のような冷たい印象を与えます。Ra85以上の演色性により、肌の色を自然に見せながら明るく清潔な空間を演出します。

🛡️
IP44で球切れゼロ
湿気環境でも長寿命を維持。年間6万円超の更衣室交換コストを解消
🌟
2700K待合で高級感
電球色Ra90で肌の色が美しく見え、サロンのブランド価値が向上
🎛️
個室調光で体験演出
タンニング中は暗め・清掃時は明るく。シーン別調光で顧客満足度向上
💰
年間15万円削減
電力費7万+ランプ交換費6万+メンテ費2万を合計で削減

UV照射機器との電源分離設計

日焼けサロンでは、タンニングマシン(UV照射装置)が起動時に大きな突入電流を消費します。照明回路と同一系統の場合、この電流変動が照明のチラツキ・フリッカーとして現れます。特に調光器を接続したLEDテープは電圧変動の影響を受けやすく、顧客体験を損なう要因となります。

電源分離の設計ポイント

施工のポイント:UV照射機器1台あたりの消費電力は1,500〜3,000Wと大きく、12室分では最大36,000Wに達します。照明回路はこの負荷から完全に分離し、独立した20A〜30A回路を使用することで安定した照明品質を確保しています。

費用対効果の詳細計算

項目旧照明(年間)新LED(年間)削減額
電力費
稼働12h/日×350日=4,200h
1,040W×4,200h=4,368kWh
×¥35=152,880円
562W×4,200h=2,360kWh
×¥35=82,600円
70,280円
ランプ交換費
ハロゲン・蛍光灯計21灯
ハロゲン8灯×¥1,000×2.5回=20,000円
蛍光灯13本×¥500×2.5回=16,250円
36,250円
COB寿命50,000h(約11年以上)
ほぼ交換不要 ≒0円
36,250円
修繕・業者対応費
球切れ対応・漏電点検等
更衣室修繕 年5回対応
出張費×5回=45,000円
IP44採用により修繕ほぼ不要
≒0円
45,000円
合計削減額 234,130円/年 82,600円/年 約150,000円/年

投資回収計算:施工費 420,000円 ÷ 年間削減額 150,000円 = 2.8年で回収。回収後は毎年15万円が純利益として積み重なります。COBテープLEDの寿命50,000時間(約11年)の間、安定したコスト削減効果が継続します。

製品選定ガイド:日焼けサロン向けCOBテープLED

エリア推奨製品タイプ色温度演色性IP規格W/m
待合室(間接照明) COBテープ 高Ra 2700K Ra90以上 IP20 8W/m
個室ブース(調光) COBテープ 調光対応 2700K Ra85以上 IP20 6W/m
更衣室(防湿) COBテープ 防湿仕様 4000K Ra85以上 IP44 10W/m
廊下(省エネ) COBテープ + PIRセンサー 4000K Ra80以上 IP20 4W/m

調光対応COBテープの選定ポイント

施工事例まとめ・主な達成指標

2027年問題:蛍光灯フェーズアウトへの対応

日焼けサロンで使用されているFHF蛍光灯・直管型蛍光灯は主要メーカーが2025〜2027年に製造終了予定。ハロゲン球はすでに多くの品番が廃盤化しており、代替品の入手が困難になりつつあります。

〜2026年既存蛍光灯・ハロゲンの在庫流通・補修部品入手可
2027年〜一般蛍光灯の製造・輸入が事実上終了
2028年〜補修部品枯渇・修理不能化・照明コスト急増リスク

よくある質問

Q. 日焼けサロンの更衣室にはどのLED防湿規格が必要ですか?

A. シャワー室・更衣室が隣接する日焼けサロンの脱衣エリアにはIP44以上の防湿仕様LEDが必要です。水蒸気や入浴後の湿気が漂う環境でIP20以下の器具を使用すると結露・腐食・漏電のリスクが高まります。シャワー室の直上にはIP65防水仕様を推奨します。

Q. 日焼けサロンの待合室に適した色温度は何Kですか?

A. 日焼けサロンの待合室・リラクゼーションエリアには2700K電球色(Ra90以上)が最適です。温かみのある光が肌の色をきれいに見せ、サロンの高級感を演出します。UV照射マシンの強い紫外線との対比で、待合室の電球色は落ち着きと安心感を与えます。

Q. 日焼けサロンの個室ブースに調光器は必要ですか?

A. 個室ブースへの調光器設置は非常に有効です。UV照射中は室内を暗めにして体験の演出効果を高め、清掃・点検時は明るくするなど、用途に応じて自在に調整できます。COBテープLEDと対応ディマーの組み合わせで1〜100%の無段階調光が可能です。

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