施工事例 B-92 / 脱毛サロン・エステ
脱毛サロン LED照明施工事例
5000K高照度・Ra90肌色演色・施術台直下照明
50%省エネ・年間14万円削減・回収2.9年
都市部の脱毛サロンを経営するオーナーは、施術中に「産毛が見えにくい」とスタッフから指摘されるたびに不安を感じていた。毛の見えにくさが照射漏れにつながり、「効果が出ない」という顧客クレームの遠因になっているかもしれない——そう気づいたのは、クレーム対応コストを計算したときだった。
蛍光灯の Ra65台では肌の産毛が正確に見えない。施術精度は機器だけでなく照明環境にも左右される——それを知ったのは、照明業者との相談がきっかけだった。
Ra90・5000K・1,000lx以上の高照度COBテープへの換装後、施術スタッフから「毛がよく見える」という声が上がり、クレーム件数が減少。50%の省エネとあわせて、施術品質の向上も実現した。
「照射漏れによるクレームが減りました。スタッフも『産毛が見えやすくなった』と言っています。施術の自信につながっているようで、接客の質も上がった気がします」
— 都市部・脱毛サロン・施術室3室・オーナー
施工概要
本事例は、都市部の脱毛サロン(店舗面積55㎡・施術室3室)を対象としたLEDテープ照明フルリニューアルの記録です。
脱毛サロンでは施術台直下の高照度照明(目安1,000〜1,500lx)と肌色を正確に再現するRa90以上の演色性が施術品質に直結します。毛の視認性が低いと照射漏れが生じ、クレームや再施術コストにつながります。今回は施術室に5000K/Ra90/高照度COBテープを採用し、施術精度を維持しながら50%の省エネを実現しました。
施工規模:55㎡ / 施術室3室 / 4ゾーン / 合計施工延長77m
よくある失敗例
施術室に白色LEDを取り付けたが、Ra値を確認せずRa70台の一般品を選んだ結果、産毛が見えにくく施術精度が改善しなかった事例がある。また施術台直上に光源を無防備に設置したため、お客様が仰向けになった際に光源が直視され「眩しい」というクレームが続出。フロストカバーとサイド照明の組み合わせを後から追加する追加コストが発生した。
ゾーン別施工データ一覧
| ゾーン | 用途 | 色温度 | 演色性 | 仕様 | 旧消費電力 | 新消費電力 | 削減率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Zone A | 受付・待合室 | 3000K | Ra90 | 10W/m × 15m | ハロゲン50W×6個=300W | 150W | 50%削減 |
| Zone B | 施術室(高照度) | 5000K | Ra90 | 14W/m × 30m | Hf40W×15本=600W | 420W | 30%削減 |
| Zone C | カウンセリングルーム | 3500K | Ra90 | 10W/m × 20m | Hf40W×8本=320W | 200W | 38%削減 |
| Zone D | バックヤード・廊下(PIR) | 4000K | Ra80 | PIR / 6W/m × 12m | FL32W×4本=128W | 72W | 44%削減 |
※旧合計:1,348W 新合計:842W(PIR在室換算) ※Hf=高周波点灯専用蛍光灯
ゾーン別詳細
3000K / Ra90 / 15m
色温度: 3000K 温白色
演色性: Ra90
消費電力: 150W(旧300W)
来店客が最初に接する受付・待合に3000Kの温かみある光を配置。リラックスして施術を待てる雰囲気を演出しながら、ハロゲン50W×6個から50%削減。
5000K / Ra90 / 14W/m / 30m
色温度: 5000K 昼白色
演色性: Ra90
照度目安: 1,000〜1,500lx
消費電力: 420W(旧600W)
施術台直下に14W/m高出力COBテープを採用し目標照度1,000〜1,500lxを確保。5000K/Ra90で肌色と毛の色を自然光に近い環境で識別。照射漏れゼロを実現し再施術コストを削減。Hf蛍光灯15本から30%省エネ。
3500K / Ra90 / 20m
色温度: 3500K 中間白色
演色性: Ra90
消費電力: 200W(旧320W)
施術前の肌診断・カウンセリングに3500K/Ra90で肌の状態を正確に確認できる環境を整備。明るすぎず暗すぎない落ち着いた照明でお客様の不安を和らげる。Hf蛍光灯8本から38%削減。
4000K / Ra80 / PIR / 12m
色温度: 4000K 中性白色
演色性: Ra80
制御: PIR人感センサー
消費電力: 72W(旧128W)
スタッフのみ立ち入るバックヤード・廊下にPIR人感センサー付きCOBテープを配置。在室時のみ自動点灯し無人時は完全消灯。FL32W×4本から44%削減。
施工前後の比較
※電気代単価28円/kWh、年間稼働5,040h(14h×360日)で試算。
脱毛サロンLED化のメリット
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5000K/Ra90高照度で施術精度が上がり照射漏れゼロ 施術台直下の照度1,000〜1,500lxと自然光に近い5000K/Ra90が毛と肌のコントラストを最大化。スタッフが毛の位置を正確に把握でき、照射漏れによる再施術コストを大幅に削減。
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肌色を正確に再現し施術の安全性を向上 Ra90以上の高演色性は肌の赤みや炎症を正確に識別できる環境を提供。施術中の肌トラブルを早期発見し、施術の安全性と顧客満足度を高めます。
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受付・待合3000Kでリラックス空間を演出 施術に緊張感を持つ顧客が多いエステ・脱毛サロン。受付・待合の3000K温白色は緊張を和らげ、落ち着いた待機時間を提供。顧客満足度向上・リピート率向上に貢献。
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低発熱で施術中の体感温度上昇を抑制 ハロゲン・Hf蛍光灯に比べてCOB LEDの発熱量は格段に少なく、施術室の室温上昇を抑制。特に脱毛施術中はお客様が横になる時間が長く、照明の熱が快適性に直接影響します。
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PIR自動制御で無人バックヤードの電力ロスをゼロに スタッフのみが出入りするバックヤードにPIRセンサーを設置。人感連動で点灯・消灯し、従来の常時点灯から電力消費を44%削減。
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ランプ切れによる施術中断リスクをほぼゼロに 蛍光灯・ハロゲンのランプ切れが施術中に発生すると、照度不足で施術を中断せざるを得ません。COB LEDテープの寿命50,000hにより、施術中断リスクをほぼ排除します。
使用商品
業務用COB LEDテープ。施術室向けの高出力14W/m品は施術台直下で1,000〜1,500lxの高照度を実現。Ra90の高演色性が肌色と毛を正確に再現します。PIRセンサー付きコントローラーとの組み合わせでバックヤードの自動管理も可能です。
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よくある質問
Q. 脱毛サロンの施術室に必要なLEDの照度とRa値はどれくらいですか?
A. 施術台直下には1,000〜1,500lxの高照度が必要で、毛の視認性を確保するためにRa90以上の高演色LEDが推奨されます。Ra値が低い照明では肌の産毛が見えにくく、照射漏れやクレームにつながります。色温度は5000K(昼白色)が最も正確に毛の色を見やすくします。
Q. 脱毛サロンの待合室・カウンセリングルームは施術室と同じLEDでいいですか?
A. いいえ、用途が異なるため色温度を変えることを推奨します。施術室は5000K/高照度で作業視認性を優先し、待合室やカウンセリングルームはリラックスを促す3000K(電球色)で落ち着いた雰囲気を演出するのが効果的です。
Q. 施術室のLED照明はお客様の目への影響は大丈夫ですか?
A. 施術台直上のLEDは高照度のため、お客様が仰向けになった際に光源が直視される可能性があります。フロストカバー付きアルミチャンネルで輝度を下げるか、施術台の頭側ではなく側面からのサイド照明設計で直視リスクを低減できます。
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