施工事例 B-199

カレー専門店 LED照明施工事例
厨房IP44防湿・外装看板IP65防水4ゾーン対応
38%省エネ・年間18万円削減・回収2.3年

38%
省エネ率
18万円
年間削減額
2.3年
投資回収期間
IP44
厨房防湿・防塵規格

「客席の蛍光灯ではカレーが美味しそうに見えない」——色温度ミスが招いていた集客ロス

70㎡のカレー専門店。カウンター10席・テーブル24席を構えるこの店では、旧来の5000K昼白色蛍光灯が長年の悩みの種だった。「スパイスたっぷりのカレーなのに、蛍光灯の青白い光だと病院みたいで食欲が湧かないと言われた」とオーナーは振り返る。

厨房では煮込み鍋からの蒸気対策なし蛍光灯が漏電リスクをはらんでおり、外装看板は暗く集客力に課題があった。電気代の高さも長年のコスト負担となっていた。

LED PRO SHOPへの相談で、客席2700K/Ra90・厨房5000K/Ra85/IP44・外装IP65防水の4ゾーン設計が提案された。「スパイスの色まで考えた照明提案は初めてだった」と導入を決定。

カレー専門店 オーナー の声

「電球色に替えてから『料理の写真が映えるようになった』とSNSに投稿してくれるお客さんが増えました。厨房の蒸気も怖くなくなって、電気代も月6千円以上下がりました。」
— 関東地方・カレー専門店 オーナー

よくある失敗例:カレー店のLED化でありがちな問題

カレー専門店の照明設計で重要な「食欲演出」と「厨房安全」

カレー専門店の照明設計では、スパイスと具材の色合いを美しく見せる色温度の選定と、煮込み調理に伴う厨房の防湿設計が集客・安全の両面で重要です。一般的な昼白色蛍光灯(5000K)は調理現場向けには適していますが、客席では料理の艶やスパイスの深みが失われ、食欲減退を招きます。

今回の施工では客席に2700K/Ra90超電球色COBテープLEDを採用。スパイスの赤み・ルーの艶感・トッピングのコントラストを最大限引き立て、食欲を高める演出を実現しました。厨房はIP44防湿仕様5000K/Ra85で衛生管理と作業効率を確保し、全体で38%の省エネを達成しています。

施工概要:カレー専門店 70㎡(カウンター10席・テーブル24席) / 客席2700K/Ra90・厨房5000K/Ra85/IP44・外装看板3000K/IP65・バックヤード4000K / 施工費46万円 / 38%省エネ・年間18万円削減・回収2.3年

施工前後 照明スペック比較

エリア旧照明新LED(COBテープ)削減率
カウンター席(25m) Hf蛍光灯32W × 12本 = 384W
Ra70 / 5000K
COB 10W/m × 25m = 250W
Ra90 / 2700K
IP20
35%削減
テーブル席(20m) Hf蛍光灯32W × 10本 = 320W
Ra70 / 5000K
COB 10W/m × 20m = 200W
Ra90 / 2700K
IP20
38%削減
厨房(30m) 業務用Hf蛍光灯40W × 16本 = 640W
Ra75 / 5000K
COB 14W/m × 30m = 420W
Ra85 / 5000K
IP44防湿
34%削減
外装看板・入口(15m) 外照式蛍光灯40W × 8本 = 320W
Ra65 / 6500K
COB 8W/m × 15m = 120W
3000K 温白色
IP65防水
63%削減
合計 1,664W 990W 38%削減

4ゾーン別 設計詳細

ZONE A
カウンター席エリア
色温度:2700K 超電球色
演色性:Ra90
テープ:COB 10W/m × 25m
消費電力:250W
照度:300〜400lx
IP規格:IP20(屋内標準)
目的:スパイスの色・ルーの艶感を最大演出
ZONE B
テーブル席エリア
色温度:2700K 超電球色
演色性:Ra90
テープ:COB 10W/m × 20m
消費電力:200W
照度:300〜400lx
IP規格:IP20(屋内標準)
目的:食欲促進・SNS映え・滞在時間向上
ZONE C
厨房エリア
色温度:5000K 昼白色
演色性:Ra85
テープ:COB 14W/m × 30m
消費電力:420W
照度:700〜1,000lx
IP規格:IP44 防湿・防塵
目的:食材識別・衛生管理・安全作業
ZONE D
外装看板・入口
色温度:3000K 温白色
演色性:Ra90
テープ:COB 8W/m × 15m
消費電力:120W
IP規格:IP65 防水
目的:夜間視認性向上・温かみのある外観演出

2700K電球色がカレーの「美味しさ」を引き出す理由

色温度はただの「明るさの雰囲気」ではなく、料理の見た目に直接影響します。カレー料理は赤・橙・茶・黄色系のスパイス色が集中しており、暖色系の光(2700K)が赤みや艶を強調します。

色温度別・カレー料理の見え方比較

色温度光の色合いカレーへの影響適否
2700K(超電球色) 赤みがかった温かみのある白 ルーの艶・スパイスの赤みが際立ち食欲を強く促進 最適
3000K(電球色) やや暖色系の白 自然な温かみで料理全体が美しく見える 良好
4000K(温白色) 中間的な白 料理の色が自然だが温かみに欠ける 普通
5000K〜(昼白色) 青みがかった白 スパイスの赤みが消え料理が平坦に見える・食欲減退 不適
🍛
2700K/Ra90で食欲最大化
スパイスの赤み・ルーの艶感が際立ちSNS映えも向上。再来店率アップに直結
🛡️
IP44厨房で安全・衛生
蒸気環境でも漏電ゼロ。蛍光灯時代のブレーカー落ちリスクを解消
🌆
IP65看板で集客力向上
雨天・台風でも安定点灯。温白色3000Kで「入りたくなる外観」を演出
💰
年間18万円削減
電力費12万+ランプ交換費4万+看板メンテ2万を合計削減

費用対効果の詳細計算

項目旧照明(年間)新LED(年間)削減額
電力費
稼働12h/日×360日=4,320h
1,664W×4,320h=7,188kWh
×¥30=215,600円
990W×4,320h=4,277kWh
×¥30=128,300円
87,300円
ランプ交換費
蛍光灯46本×年2.5回交換
46本×2.5回×¥500=57,500円 COB寿命50,000h(約11年以上)
ほぼ交換不要 ≒0円
57,500円
看板メンテナンス費
外照式蛍光灯の修繕・交換
球切れ対応・防水処理
約15,000円
IP65で修繕ほぼ不要
≒0円
15,000円
合計削減額 288,100円/年 128,300円/年 約180,000円/年

投資回収計算:施工費 460,000円 ÷ 年間削減額 180,000円 = 約2.3年で回収。飲食店は稼働時間が長く(12h/日×360日)、省エネ効果が最大化されます。回収後は毎年18万円の純利益として蓄積されます。

施工事例まとめ・主な達成指標

2027年問題:蛍光灯フェーズアウトへの対応

カレー店で使われるHf蛍光灯・直管蛍光灯は主要メーカーが2025〜2027年に製造終了予定。12時間稼働の飲食店では消耗が早く、補修部材の調達困難リスクが高まっています。

〜2026年既存蛍光灯の在庫流通・補修部品入手可
2027年〜一般蛍光灯の製造・輸入が事実上終了
2028年〜補修部品枯渇・修理不能化・照明コスト急増リスク

よくある質問

Q. カレー専門店の客席に最適な色温度は何Kですか?

A. スパイスの深みと料理の色合いを最大限に引き立てるには2700K〜3000Kの電球色(Ra90以上)が最適です。暖色系の光がルーやトッピングの艶感を強調し、食欲を促進します。4000K以上の白色系では料理が平坦に見え、スパイスの色合いが失われます。

Q. カレー店の厨房に必要なLED防湿規格は何ですか?

A. スープの煮込みや鍋の蒸気が充満するカレー店厨房にはIP44以上の防湿・防塵仕様が必要です。IP44規格は直径1mm以上の固形物と水しぶきの侵入を防ぎ、蒸気による腐食・漏電リスクを大幅に低減します。外装看板や軒下設置の場合はIP65防水仕様を推奨します。

Q. 飲食店のLED化で投資回収期間はどれくらいですか?

A. 飲食店は稼働時間が長く(12〜14時間/日)、蛍光灯との消費電力差が大きいため、LED化の投資回収期間は一般的に2〜3年です。カレー専門店のような小中規模業態では施工費50万円前後・年間削減額15〜20万円で2〜3.5年が目安です。ランプ交換コストの削減も加算すると実質回収期間はさらに短縮されます。

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