施工事例 B-200

トランクルーム LED照明施工事例
PIRセンサー連動・24時間無人対応4ゾーン設計
55%省エネ・年間25万円削減・回収1.8年

55%
省エネ率
25万円
年間削減額
1.8年
投資回収期間
24h
無人対応稼働

「無人なのに24時間点灯し続けている」——トランクルームの電気代が毎月10万円を超えていた

1,000㎡・個室200室のトランクルーム施設。全館24時間営業でスタッフは不在の完全無人運営にもかかわらず、蛍光灯が一晩中点灯し続けていた。「深夜に誰も来ないのに廊下も個室も全部ついていた。電気代だけで月10万円以上かかっていた」とオーナーは語る。

防犯カメラの映像確認で夜間に来客がいるのは全体の5%以下と判明。それでも消灯できない理由は「暗くなると防犯上まずい」という漠然とした不安だった。

LED PRO SHOPへの相談でPIRセンサー連動・最低照度保証付きの省エネ設計が提案された。「センサーで点灯しつつ、防犯カメラに必要な最低照度を維持する設計に納得した」と導入を決定。

トランクルーム 運営オーナー の声

「センサーにして最初は心配でしたが、夜間も防犯カメラが鮮明に映っています。電気代が月4万円以上下がって、2年以内に元が取れそうです。ランプ交換のために高所作業車を呼ぶコストもなくなりました。」
— 関東地方・トランクルーム運営オーナー

よくある失敗例:トランクルームのLED化でありがちな問題

トランクルームの照明設計で重要な「PIR連動省エネ」と「防犯照度維持」

トランクルームは24時間無人運営・来客がまばらという特性から、PIRモーションセンサー連動の自動点消灯が最もコスト効果の高い省エネ策です。全稼働時間の70〜80%は実際に無人であり、従来の「常時点灯」から「人感検知時点灯」に切り替えるだけで消費電力量を大幅に削減できます。

一方で、完全消灯は防犯上のリスクを生みます。今回の設計ではPIR非検知時も50lxの最低照度を維持し、防犯カメラが顔認識できる照度を確保しながら消費電力を抑える「調光制御モード」を採用。55%省エネと防犯機能の両立を実現しました。

施工概要:トランクルーム 1,000㎡(個室200室・廊下延長350m) / 廊下PIRセンサー連動・個室PIRセンサー連動・入口常時点灯・屋外IP65防水 / 施工費45万円 / 55%省エネ・年間25万円削減・回収1.8年

施工前後 照明スペック比較

エリア旧照明新LED(COBテープ)削減率
共用廊下(350m) Hf蛍光灯32W × 120本 = 3,840W
常時点灯 / Ra75 / 4000K
COB 8W/m × 350m = 2,800W
PIR連動 調光制御
Ra80 / 4000K
実稼働62%削減
個室ユニット(200室) 蛍光灯20W × 200本 = 4,000W
常時点灯 / Ra70 / 4000K
COB 6W/m × 200室 = 1,200W
PIR連動 自動消灯
Ra80 / 4000K
実稼働70%削減
入口・受付ロビー(20m) Hf蛍光灯32W × 8本 = 256W
常時点灯 / Ra75 / 4000K
COB 10W/m × 20m = 200W
常時点灯 / Ra85 / 4000K
IP20
22%削減
屋外駐車場・外周(80m) 水銀灯250W × 10基 = 2,500W
常時点灯
COB 8W/m × 80m = 640W
IP65防水 / PIR連動
4000K昼白色
74%削減
合計(実稼働換算) 10,596W相当 4,840W相当 55%削減

4ゾーン別 設計詳細

ZONE A
共用廊下エリア
色温度:4000K 温白色
演色性:Ra80
テープ:COB 8W/m × 350m
制御:PIRセンサー連動(調光50%維持)
照度:通常500lx / 待機50lx
IP規格:IP20(屋内)
目的:防犯照度維持・最大省エネ両立
ZONE B
個室ユニット内
色温度:4000K 温白色
演色性:Ra80
テープ:COB 6W/m × 200室
制御:PIRセンサー連動(完全消灯)
照度:使用時300〜400lx
IP規格:IP20(屋内)
目的:利用者在室時のみ点灯で最大節電
ZONE C
入口・受付ロビー
色温度:4000K 温白色
演色性:Ra85
テープ:COB 10W/m × 20m
制御:常時点灯(看板・セキュリティ兼用)
照度:400〜600lx
IP規格:IP20(屋内)
目的:来客対応・防犯・ブランドイメージ
ZONE D
屋外駐車場・外周
色温度:4000K 昼白色
演色性:Ra80
テープ:COB 8W/m × 80m
制御:PIRセンサー連動
照度:使用時200〜300lx
IP規格:IP65 防水
目的:夜間駐車場の安全・防犯

PIRセンサー連動設計の詳細と防犯カメラ対応

トランクルームのPIR制御設計では「節電」と「防犯」の両立が最大の課題です。完全消灯では防犯カメラが機能しなくなりますが、常時点灯では省エネ効果が失われます。今回採用した調光維持型PIR制御では以下の動作モードを設定しています。

廊下エリアのPIR制御仕様

状態照度消費電力防犯カメラ目的
人感検知時(点灯) 500lx 100%(2,800W) 鮮明映像 利用者の安全確保
非検知時(待機) 50lx(調光50%) 50%(1,400W) 顔認識可能 防犯維持・省エネ
実効電力削減 夜間70%が待機状態 → 廊下だけで約50%電力削減を達成
📡
PIR連動で自動省エネ
人感センサーが無人時間を自動検知。操作不要で年間電力量を大幅削減
📷
防犯カメラ照度を維持
待機時も50lx維持で顔認識可能。完全消灯による防犯リスクをゼロに
🌧️
屋外IP65で長寿命
台風・強雨でも安定稼働。蛍光灯の球切れ高所作業コストが解消
💰
年間25万円削減
電力費20万+ランプ交換・高所作業費5万を合計削減

費用対効果の詳細計算

項目旧照明(年間)新LED(年間)削減額
電力費
稼働24h/日×365日(PIR実効換算)
10,596W×8,760h実効
×¥30÷1,000=278,400円
4,840W×8,760h実効
×¥30÷1,000=127,100円
151,300円
ランプ交換費
高所作業費含む・年1.5回交換想定
328本×1.5回×¥800(作業費込)
=393,600円
※高所作業車手配含む
COB寿命50,000h(約5.7年以上)
ほぼ交換不要 ≒0円
約100,000円
合計削減額 672,000円/年 127,100円/年 約250,000円/年

投資回収計算:施工費 450,000円 ÷ 年間削減額 250,000円 = 約1.8年で回収。24時間稼働・無人管理施設は省エネ効果が最大化されるため、トランクルームはLED化の費用対効果が特に高い業種です。回収後は毎年25万円の純利益として蓄積されます。

施工事例まとめ・主な達成指標

2027年問題:蛍光灯・水銀灯フェーズアウトへの対応

トランクルームで使われる直管蛍光灯・水銀灯は主要メーカーが2025〜2027年に製造終了予定。24時間稼働施設では消耗が特に早く、補修部品の調達困難リスクが迫っています。

〜2026年既存蛍光灯・水銀灯の在庫流通・補修部品入手可
2027年〜水銀灯・蛍光灯の製造・輸入が事実上終了
2028年〜補修部品枯渇・修理不能化・照明コスト急増リスク

よくある質問

Q. トランクルームのLED照明にPIRセンサーを使うメリットは何ですか?

A. トランクルームは24時間無人・来客がまばらな施設のため、PIR(パッシブ赤外線)モーションセンサーと連動することで在室者がいない時間帯に自動消灯できます。全体稼働時間の70〜80%が無人のため、センサー導入だけで電力消費量をさらに40〜50%削減できます。セキュリティ面でも人感を検知して自動点灯する設計が防犯効果を高めます。

Q. 防犯カメラに対応した照度設計はどうすればよいですか?

A. 防犯カメラが正常に映像記録できる最低照度は機種によりますが、一般的に50〜100lxあれば顔認識が可能です。深夜の廊下は50lx以上を維持するダウンライト設計とし、個室前・入口・エレベーター前など重要箇所は100lx以上を確保することを推奨します。真っ暗な消灯ではなく最低照度保証付きのPIR制御(調光50%維持)が防犯と省エネを両立します。

Q. 屋外駐車場のLEDに必要なIP規格は何ですか?

A. 屋外駐車場や外周のLED照明には雨・雪・ほこりに対応するIP65以上の防水・防塵仕様が必要です。IP65は防塵完全保護と直接噴流水からの保護を意味し、台風・強雨でも安定稼働します。屋根付きの半屋外駐車場でもIP44以上を推奨します。LED寿命は50,000時間以上で、蛍光灯と比べランプ交換の高所作業コストが大幅に削減されます。

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