⚠ ラグビー場・グラウンドの照明で起きやすいリスク
- 旧水銀灯投光器は照射ムラが大きくグラウンド端・コーナーが暗くなり、夜間練習中の暗部で選手が接触事故・転倒事故を起こすリスクが高まる
- 水銀灯は点灯後に最大光出力に達するまで5〜10分かかるため練習開始の遅延が生じ、停電・瞬停後に即時再点灯ができず試合進行に支障が出る
- 水銀灯廃止規制(2027年)により新品の高圧水銀ランプが調達不能になり、球切れ後の補修ができず練習・試合の開催が不可能になるリスクがある
- フリッカーのある旧照明では高速なプレー・スクラムの動画がちらついて撮影され、VTRによる戦術分析・選手へのフォームフィードバックの品質が下がる
施設概要
施設種別
ラグビー場(人工芝グラウンド)
グラウンドサイズ
100m × 68m
施工面積
6,800㎡(グラウンド・観客エリア・クラブハウス)
照明ポール高
15m(グラウンド四隅・4本)
旧照明
1000W水銀灯投光器 × 20台
工期
4日間(夜間施工)
エリア別LED設計
| エリア | 推奨照度 | 色温度 | 選定機種・仕様 |
|---|---|---|---|
| グラウンド(プレーフィールド) | 200lx均一 | 5000K | IP66防水LEDスポーツ投光器 400W×20台・フリッカーレス・JIS Z 9127準拠・均一配光 |
| 観客スタンド・ベンチエリア | 100lx | 4000K | IP65防水LED投光器・PIR節電連動(試合後自動消灯) |
| クラブハウス・更衣室 | 200lx | 4000K | LEDシーリング・PIR人感センサー連動(不在時自動消灯) |
| 駐車場 | 50lx | 4000K | IP65防水LED投光器・PIR節電(夜間待機モード) |
設計4つのポイント
POINT 01
IP66防水・屋外耐候設計
グラウンドに直接設置するポール投光器はIP66(強力な水の噴流に対して保護)以上を選定。風雨・砂埃・霜・結露による内部浸水・腐食を防止し、10年以上の安定した屋外運用を実現。
POINT 02
JIS Z 9127対応・200lx均一
グラウンド四隅の15mポールに5台ずつ配置し、フィールド全体の照度200lx均一・均一度E≥0.5を達成。旧水銀灯で生じていたコーナーの暗部をゼロにして接触事故リスクを解消。
POINT 03
即時点灯・フリッカーレス
LEDは点灯直後から100%出力で発光するため水銀灯の5〜10分待機が不要。フリッカーレス仕様で高速プレー・スクラムのVTR撮影・戦術分析動画の品質が大幅に向上。
POINT 04
PIR+タイマー節電
クラブハウス・更衣室・駐車場にPIR人感センサーを設置し、練習終了後・試合後の消し忘れを防止。タイマー設定と組み合わせて深夜の待機電力を大幅に削減。
コスト比較(年間)
BEFORE|旧水銀灯投光器
100万円
年間電気代(照明分)
AFTER|LED換装後
40万円
年間電気代(照明分)
| 指標 | 旧照明 | LED換装後 | 改善効果 |
|---|---|---|---|
| 年間電気代(照明) | 100万円 | 40万円 | ▲60万円削減 |
| 電力削減率 | — | — | 60%削減 |
| LED導入費用 | — | 200万円(工事費込) | — |
| 投資回収期間 | — | — | 3.3年 |
| 照明故障件数(年間) | 4件 | 0件 | 故障ゼロ |
| グラウンド照度 | 120lx(ムラあり) | 200lx均一 | +67%向上 |
照明選定チェックリスト
- グラウンド設置の投光器はIP66以上の防水規格を満たしているか(屋外直接・雨ざらし・強風対応)
- JIS Z 9127に準拠した照度設計(練習用200lx以上・競技用500lx以上)が確認されているか
- 照明ポール高・配置でグラウンド全体の照度均一度E≥0.5が達成できるか
- 即時点灯・フリッカーレス仕様か(停電後の即時再点灯・VTR撮影・スポーツ動画配信対応)
- 水銀灯廃止規制(2027年)を見越したLED化計画が立てられているか
- PIR人感センサー・タイマー制御で練習後・試合後の消し忘れ防止ができているか
- 観客スタンド・ベンチエリアにはIP65以上の防水仕様が適用されているか
- LED寿命50,000時間以上・高天井用耐震設計か
よくある質問
ラグビー場の照明に必要なJIS規格の照度はどれくらいですか?
JIS Z 9127(スポーツ施設の照明)では、ラグビー場の練習用に200lx以上、競技(観客なし)用に500lx以上、競技(TV中継あり)用に1,000lx以上が規定されています。今回の施工例は練習・地域試合用として200lx均一を達成しています。
水銀灯廃止規制はいつから、どう影響しますか?
水銀に関する水俣条約の規制強化により、2027年(令和9年)以降は高圧水銀ランプの製造・輸入が実質禁止になる予定です。2027年以降は新品の水銀灯が入手できなくなるため、球切れが発生すると補修ができず照明設備全体の更新が必要になります。早期のLED化で調達リスクをゼロにすることが推奨されます。
グラウンドの照明ポールはどのくらいの高さが必要ですか?
ラグビー場(100m×68m)の四隅にポールを設置する場合、グレア軽減とフィールド全体への均一配光のために15m以上のポール高が推奨されます。ポール本数を増やして各ポールを低くするケース(12m×8本等)も選択肢のひとつです。今回の施工では既存の15mポール4本を流用してLED投光器20台を取り付けました。
既存の水銀灯ポールにLEDを後付けできますか?
対応可能です。既存ポールの強度・配線容量を確認した上で、LED投光器を後付けするケースが多く施工コストを大幅に削減できます。今回の施工例も既存の15mポール4本を流用してLED投光器を取り付け、ポール新設コストをゼロに抑えました。
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