施工事例 B-85

ラーメン専門店 LED照明施工事例
厨房IP44防湿・外装看板防水4ゾーン対応
41%省エネ・年間20万円削減・回収2.5年

41%
省エネ率
20万円
年間削減額
2.5年
投資回収期間
IP44
厨房防湿・防塵規格

飲食店照明で見落とされがちな「厨房と外装」の問題

ラーメン専門店の照明設計では、客席の雰囲気づくりだけでなく、厨房の防湿設計と外装看板の防水対応が省エネと安全性の両面で極めて重要です。蒸気が充満する厨房に防湿仕様でない蛍光灯を設置すると、漏電リスクや頻繁なランプ交換コストが発生します。また、外装看板の旧式ネオン管や蛍光灯は消費電力が高く、メンテナンスコストも嵩みます。

今回の施工では、厨房にIP44防湿仕様COBテープLED(5000K/Ra85)を採用し、外装看板にはIP65防水仕様(3000K)を設置。客席は温かみのある3000K/Ra90で飲食意欲を高める雰囲気を演出し、4ゾーン全体で41%の省エネを達成しました。

施工概要:ラーメン専門店 80㎡(カウンター12席・テーブル20席) / 客席3000K/Ra90・厨房5000K/Ra85/IP44・外装看板3000K/IP65・バックヤードPIR節電 / 施工費50万円 / 41%省エネ・年間20万円削減・回収2.5年

施工前後 照明スペック比較

エリア旧照明新LED(COBテープ)削減率
カウンター席(30m) Hf蛍光灯32W × 14本 = 448W
Ra75 / 4200K
COB 10W/m × 30m = 300W
Ra90 / 3000K
IP20
33%削減
テーブル席(25m) Hf蛍光灯32W × 12本 = 384W
Ra75 / 4200K
COB 10W/m × 25m = 250W
Ra90 / 3000K
IP20
35%削減
厨房(35m) 業務用Hf蛍光灯40W × 20本 = 800W
Ra75 / 5000K
COB 14W/m × 35m = 490W
Ra85 / 5000K
IP44防湿
39%削減
外装看板・入口(20m) 外照式蛍光灯40W × 10本 = 400W
Ra65 / 6500K
COB 8W/m × 20m = 160W
3000K 演出色
IP65防水
60%削減
合計 2,032W 1,200W 41%削減

4ゾーン別 設計詳細

ZONE A
カウンター席エリア
色温度:3000K 電球色
演色性:Ra90
テープ:COB 10W/m × 30m
消費電力:300W
照度:300〜400lx
IP規格:IP20(屋内標準)
目的:食欲増進・温かみのある雰囲気
ZONE B
テーブル席エリア
色温度:3000K 電球色
演色性:Ra90
テープ:COB 10W/m × 25m
消費電力:250W
照度:300〜400lx
IP規格:IP20(屋内標準)
目的:滞在時間向上・グループ客対応
ZONE C
厨房エリア
色温度:5000K 昼白色
演色性:Ra85
テープ:COB 14W/m × 35m
消費電力:490W
照度:700〜1,000lx
IP規格:IP44 防湿・防塵
目的:食材識別・調理ミス防止・安全衛生
ZONE D
外装看板・入口
色温度:3000K 温白色
演色性:Ra90
テープ:COB 8W/m × 20m
消費電力:160W
IP規格:IP65 防水
目的:夜間視認性向上・集客力強化

厨房照明のIP44防湿設計が重要な理由

ラーメン店の厨房は、沸騰する寸胴鍋・茹で機・スープ煮込みによって常時大量の蒸気が発生します。防湿仕様でない一般蛍光灯を設置した場合、以下の問題が頻発します。

防湿仕様なし時の具体的リスク

IP44規格は「直径1mm以上の固形物侵入防止(防塵)」と「あらゆる方向からの水しぶき侵入防止(防湿)」を意味します。厨房の蒸気環境に対して十分な保護性能を持ち、漏電リスクを大幅に低減します。

5000K昼白色の厨房採用理由

厨房では食材の鮮度判断・火加減の確認・盛り付けの精度が業務品質に直結します。5000K昼白色は日中の自然光に近く、青みがかった白色光が細部の視認性を高めます。客席の温かみある3000Kとゾーンを明確に分けることで、スタッフが調理に集中できる機能的な環境を実現しています。

🛡️
IP44防湿で漏電ゼロ
蒸気環境でも安心の防湿設計。ブレーカー落ちによる営業停止リスクを排除
🍜
Ra85で食材識別向上
5000K/Ra85で食材の色と鮮度を正確に判断。盛り付けミスが減少
🌃
IP65看板で集客向上
防水仕様3000K看板で夜間視認性が大幅改善。雨天でも安心の耐候設計
💰
年間20万円削減
電力費13万+ランプ交換費5万+看板メンテ2万を合計で削減

外装看板IP65防水設計と集客効果

旧来の外照式蛍光灯看板は、雨水侵入による器具劣化・ランプ切れ・照度ムラが頻発していました。夜間に看板が暗くなると通行人への訴求力が低下し、新規来店客の減少に直結します。

IP65防水COBテープLEDの優位性

IP65規格は「防塵完全保護」と「あらゆる方向からの直接噴流水に対する保護」を意味します。台風・強雨でも器具内部への水侵入を完全に防ぎ、長期的な安定稼働を実現します。また、LEDの長寿命(50,000時間=約10年以上)により、看板の球切れ対応コストがほぼゼロになります。

電球色3000Kで温かみのある外観演出

旧来の6500K昼光色看板は冷たい白色光で店舗外観をビジネスライクに見せがちでした。3000K電球色に切り替えることで、温かみのある「入りたくなる店」の外観を演出。夜間の路面集客力向上が期待できます。

費用対効果の詳細計算

項目旧照明(年間)新LED(年間)削減額
電力費
稼働14h/日×360日=5,040h
2,032W×5,040h=10,241kWh
×¥30=307,200円
1,200W×5,040h=6,048kWh
×¥30=181,440円
125,760円
ランプ交換費
蛍光灯56本×年2.5回交換
56本×2.5回×¥500=70,000円 COB寿命50,000h(約9年以上)
ほぼ交換不要 ≒0円
70,000円
看板メンテナンス費
外照式蛍光灯の修繕・交換
球切れ対応・防水処理
約18,000円
IP65で修繕ほぼ不要
≒0円
18,000円
合計削減額 395,200円/年 181,440円/年 約200,000円/年

投資回収計算:施工費 500,000円 ÷ 年間削減額 200,000円 = 2.5年で回収。飲食店は稼働時間が長く(14h/日×360日)、省エネ効果が最大化されます。回収後は毎年20万円の純利益として蓄積されます。

飲食店LED施工の共通注意事項

食品安全上の注意(LEDテープの設置位置)

厨房のCOBテープLEDは食材・調理器具への直接接触がないよう、天井やフード上部に設置します。万一のランプ異常時も食品への影響が出ない位置への施工を徹底しています。HACCP対応として、器具表面は清掃しやすいアルミ材を使用し、食品製造環境衛生基準に配慮しています。

電源容量の事前確認

ラーメン店は厨房機器(ガスコンロ・茹で機・製氷機・冷蔵庫)の電力消費が大きく、照明回路と分岐ブレーカーを明確に分離する必要があります。施工前に分電盤の容量を確認し、照明専用回路を新設することで、厨房機器の起動電流による照明チラツキを防止しました。

定期清掃による照度維持

厨房のLEDテープは油煙・蒸気由来の汚れが付着しやすいため、3ヶ月ごとの定期清掃を推奨します。アルミチャンネルのカバーはIPX4以上の清掃方法(湿式清掃)に対応しており、油汚れも安全に除去できます。清掃によって照度が施工当初の95%以上を維持できます。

施工事例まとめ・主な達成指標

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