施設概要・導入背景
| 施設種別 | 介護施設・特別養護老人ホーム(定員80名) |
|---|---|
| 施設規模 | 700㎡(居室+食堂+リハビリ室+廊下+浴室) |
| 既存照明 | 蛍光灯(全域)・一部白熱球(居室) |
| 課題 | 高齢者の眩しさ(グレア)・昼白色蛍光灯の不快感・夜間廊下の転倒リスク・保守コスト増大 |
| COBテープ採用理由 | グレアレス間接照明・電球色3000K・フリッカーレス・PIR夜間足元灯・長寿命50,000h |
高齢者は加齢とともに眩しさへの感受性が増し、一般的な直接照明型の蛍光灯が不快に感じられることがあります。また認知症の方は照明の変化に敏感で、昼夜のメリハリある照明が生活リズムの維持に重要です。COBテープの間接照明設計により、直接光を目に入れないグレアレス環境を実現しました。
4ゾーン別 施工仕様
Zone A
居室・個室エリア
機器: 調光COBテープ 8W/m(Ra90/3000K電球色・間接照明設計)
敷設: 160m(天井廻り縁+ベッド足元)
消費電力: 640W(就寝時調光30%平均)
照度: 200lx(読書・起き上がり時)/ 30lx(就寝時)
特記: グレアレス間接照明・フリッカーレス・2段階調光(昼/夜)
敷設: 160m(天井廻り縁+ベッド足元)
消費電力: 640W(就寝時調光30%平均)
照度: 200lx(読書・起き上がり時)/ 30lx(就寝時)
特記: グレアレス間接照明・フリッカーレス・2段階調光(昼/夜)
Zone B
食堂・デイルーム
機器: 調光COBテープ 10W/m(Ra90/3000K〜4000K可変)
敷設: 100m(天井間接+テーブル上ダウンライト補助)
消費電力: 800W(食事時100%・日中活動80%平均)
照度: 300lx(食事・活動用)
特記: Ra90で食事の色彩を自然に見せ食欲増進
敷設: 100m(天井間接+テーブル上ダウンライト補助)
消費電力: 800W(食事時100%・日中活動80%平均)
照度: 300lx(食事・活動用)
特記: Ra90で食事の色彩を自然に見せ食欲増進
Zone C
廊下・夜間足元灯
機器: PIR/COBテープ 4W/m(Ra80/2700K電球色・超低照度)
敷設: 120m(床面近傍+扉下部)
消費電力: 57.6W実効(PIR稼働率12%・就寝帯)
照度: 5lx(足元誘導のみ・覚醒させない)
特記: 深夜転倒リスク低減・PIRで必要時のみ点灯
敷設: 120m(床面近傍+扉下部)
消費電力: 57.6W実効(PIR稼働率12%・就寝帯)
照度: 5lx(足元誘導のみ・覚醒させない)
特記: 深夜転倒リスク低減・PIRで必要時のみ点灯
Zone D
リハビリ室・浴室・スタッフルーム
機器: PIR+COBテープ 8W/m(Ra90/4000K)/浴室:防湿IP54
敷設: 80m
消費電力: 192W実効(PIR稼働率30%)
照度: 500lx(リハビリ作業用)
特記: リハビリ室Ra90高演色で皮膚状態・表情確認に適す
敷設: 80m
消費電力: 192W実効(PIR稼働率30%)
照度: 500lx(リハビリ作業用)
特記: リハビリ室Ra90高演色で皮膚状態・表情確認に適す
省エネ効果・投資回収試算
43%
省エネ率
24万
年間電気代削減(円)
10万
年間保守費削減(円)
34万
年間合計削減(円)
109万
施工費(円)
3.2年
投資回収期間
| 従来消費電力合計 | 3,100W(蛍光灯+白熱球) |
|---|---|
| LED換算後消費電力 | 1,689.6W(Zone A:640W + B:800W + C:57.6W + D:192W) |
| 省エネ率 | 約45% → PIR稼働率込みで実質 43%削減 |
| 年間削減電力 | 約12,600kWh(24時間施設・年間8,760h換算) |
| 電気代削減 | 約24万円/年(30円/kWh換算) |
| 保守費削減 | 約10万円/年(蛍光管交換・定期点検の削減) |
| 10年間累計削減 | 約238万円 |
高齢者に配慮したグレアレス照明設計
高齢者の目は水晶体の透明度が下がり、散乱した光が眩しく感じられやすくなります(グレア感受性の増大)。直接光が目に入る蛍光灯の直射型照明は、高齢者にとって不快な環境を生み出します。COBテープを天井廻り縁や壁面ブラケットに配置する間接照明設計により、光源が直接視野に入らないグレアレス環境を実現しました。
- グレア低減: 照明器具が視野に入らない間接照明で眩しさを排除
- 電球色3000K: 温かみのある色温度で居室の家庭的な雰囲気を維持
- フリッカーレス: 目の疲労・頭痛の原因となるちらつきをゼロに
- 2段階調光: 昼間の明るい照明と夜間の低照度を自動切替し概日リズムをサポート
夜間転倒防止:足元灯PIR設計
介護施設での夜間転倒事故は深刻な問題です。廊下の照明を夜間に完全消灯すると転倒リスクが高まり、逆に明るすぎると睡眠の妨げになります。Zone Cの超低照度PIR足元灯(5lx・2700K電球色)は、入居者が起き上がって廊下に出た時だけ点灯し、覚醒を最小限に抑えながら安全な移動を支援します。
- 照度5lx: 足元の段差・障害物を視認できる最低限の明るさ
- 色温度2700K: 深夜帯のブルーライトを最小化し、再就寝を妨げない
- PIR応答速度: 動体検知から0.3秒以内に点灯し、歩き始めた直後に明るくなる
- 消灯遅延: 入居者が部屋に戻った後90秒後に自動消灯(センサー感度調整可能)
食事環境の改善(Ra90高演色・食堂)
食欲は料理の見た目に大きく左右されます。Ra80未満の照明では食材の色が白っぽく・黄色っぽく見え、食欲を削ぎます。Zone BのRa90/3000K照明により、料理の色彩を自然に再現し、食欲の改善・低栄養状態の改善に貢献します。
施工・工期の概要
- 工期: 5日間(入居者の生活への影響を最小化するため居室は1日2室ずつ分割施工)
- 施工中は入居者を隣室・食堂へ一時移動してもらい、夜間施工は最小限に抑制
- 既存の配線を最大限活用し、新規配線工事を居室廻り縁のみに限定
- 施工保証: 5年間・フリッカーレス保証(LED本体寿命保証含む)
介護施設・老人ホームのLED化をご検討の方へ
グレアレス間接照明・電球色3000K・PIR夜間足元灯対応のCOBテープ仕様書・見積りを無料でご提案します。入居者様への影響を最小化する分割施工プランにも対応。
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