施設概要・省エネ効果サマリー
地域密着型の酒販店では、日本酒・ワイン・焼酎・ウイスキーを幅広く扱う320㎡の店舗で、古い蛍光灯(4200K)が酒瓶のラベルカラーを白飛びさせ、商品の色見せに支障をきたしていました。特にワインの赤色・白色の識別、日本酒ラベルの繊細な色彩表現、ウイスキーの琥珀色の美しさが蛍光灯では十分に伝わらないという声が常連客から上がっていました。
加えて、冷蔵ケースとの電力競合で夏場に電気代が急増することも課題でした。照明の省エネ化で電気代の基底負荷を下げながら、酒類の魅力を最大限に引き出す高演色照明への移行を目指しました。
- COBテープ 10W/m
- 100m(全長)
- 定格消費電力 1,000W
- Ra90 高演色
- 3000K 温白色
- 300〜500lx
- 調光対応
- 棚内照射設計
日本酒の淡い黄金色・純米大吟醸の澄んだ透明感、赤ワインの深みある赤紫色・白ワインのレモンイエローをRa90の高演色でリアルに再現。3000K温白色が酒瓶のガラスに温かい光を落とし、高級感のある陳列ビジュアルを演出。棚の奥行きまで均一に届く間接照明で、手前・奥の商品に光ムラなし。
- COBテープ 8W/m
- 60m(全長)
- 定格消費電力 480W
- Ra95 超高演色
- 2700K 電球色
- 200〜400lx
- 調光対応
スコッチ・バーボン・シングルモルトの琥珀色を最も美しく見せるRa95超高演色×2700K電球色の組み合わせ。バーカウンターのような雰囲気を醸し出し、プレミアムボトルへの購買意欲を高める陳列演出。バックライト効果でボトルの色がライトアップされ、来店客の視線を自然に集める。
- COBテープ 8W/m
- 100m(全長)
- 定格消費電力 800W
- Ra85
- 4000K 白色
- 300〜500lx
- 調光対応
焼酎・ビール・缶チューハイなど実用的な酒類エリアは4000K白色でスッキリとした視認性を確保。Ra85で商品ラベルの色が正確に読め、特売POPも鮮明。明るさ重視の一般陳列ゾーンとして、来店客が商品を探しやすい均一照度を実現。
- COBテープ 8W/m
- 60m(全長)
- PIRセンサー連動
- 実効消費電力 144W
- Ra80
- 4000K 白色
- IP20
在庫管理・受発注作業を行うバックヤードにPIRセンサーを設置。入退出時に自動点灯・消灯し、常時点灯の蛍光灯に比べて実効消費電力を大幅削減。4000K白色で在庫ラベル・伝票の視認性を確保。
①紫外線カット設計:日本酒・ワインは紫外線で品質劣化(日焼け)が起こる。COBテープLEDは蛍光灯に比べて紫外線放射量が極めて少なく、陳列中の品質保持に貢献。
②熱放射ゼロ(ビン温度上昇防止):ハロゲン・白熱球は棚内で熱を発し酒の温度を上げる。COBテープLEDは発熱量が少なく、特に温度管理が重要な日本酒・ワインの棚内環境を良好に保つ。
③色温度の使い分け(購買誘導):プレミアム商品(2700K温白色)と一般商品(4000K白色)で色温度を分け、客動線を意図的に誘導。プレミアムゾーンへの滞在時間が増え、高単価商品の訴求力が向上。
| 項目 | 既存照明(蛍光灯・ハロゲン混在) | LED更新後(COBテープ) | 改善効果 |
|---|---|---|---|
| 日本酒・ワイン陳列消費電力 | 1,800W(蛍光灯40W×45灯) | LED 1,000W | ▲44%削減 |
| プレミアムコーナー消費電力 | 900W(ハロゲン150W×6灯) | LED 480W | ▲47%削減 |
| 一般酒類コーナー消費電力 | 1,440W(蛍光灯40W×36灯) | LED 800W | ▲44%削減 |
| バックヤード実効電力 | 480W(常時点灯蛍光灯) | LED 144W | ▲70%削減 |
| 年間電気代削減 | 約16万円/年 | 電力費圧縮 | |
| 年間保守費削減 | 約6万円/年(ランプ交換・ハロゲン球代) | 交換不要化 | |
| 年間総削減 | 約22万円/年 | 施工費58万÷22万≒2.6年 | |
| チェック項目 | 蛍光灯・ハロゲン混在 | COBテープLED |
|---|---|---|
| 演色性(メイン陳列) | Ra80〜85(蛍光灯) | Ra90(日本酒・ワインの色を正確に再現) |
| 演色性(プレミアム) | Ra90〜95(ハロゲン)だが発熱問題 | Ra95(発熱ゼロ・ウイスキー琥珀色を最大化) |
| 紫外線放射 | 蛍光灯は紫外線放射あり(酒の日焼け原因) | 紫外線ほぼゼロ(酒の品質劣化を防止) |
| 棚内発熱 | ハロゲン大(酒の温度上昇) | 発熱極小(温度管理が重要な酒類に最適) |
| 色温度の使い分け | 全域同一(4200K蛍光灯) | ゾーン別設計(2700K/3000K/4000K 3段階) |
| 調光対応 | 不可(蛍光灯・ハロゲン非対応機器) | 全ゾーン0〜100%調光(時間帯別演出) |
| 寿命(交換頻度) | 蛍光灯8,000h・ハロゲン2,000h | 40,000h以上(ランプ交換ゼロ) |
| PIRセンサー連動 | 非対応(バックヤード常時点灯) | バックヤード全域PIR連動(待機電力ゼロ) |
酒屋・酒販店では、既存棚の構造を生かしてCOBテープを棚天板の裏側に設置する「棚内間接照明」方式を採用。新たに棚を解体・設置する工事コストを省き、最小限の電気工事(電源配線の延長)で全棚への照明設置を完了しました。
プレミアムウイスキーコーナーは独立した調光回路を設け、通常営業時(200lx)・試飲イベント時(400lx)・閉店後の防犯照明(20lx)の3モードをスイッチ1つで切り替える設計としました。
日本酒の冷蔵ショーケース前は、ショーケース内のLEDと外部照明の色温度を合わせる(両方3000K)ことで、ガラス越しに見える商品の一体感を演出。蛍光灯時代の「ケース内は暖色・外は寒色」のちぐはぐな色温度差を解消しました。
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