⚠ 穴埋めキャップのサイズ・材質ミスは仕上がりクレームの原因になります
LED照明の隠蔽配線工事で穴径と合わないキャップを使うと「穴が隠れない」「固定できない」「後から外せない」というトラブルが発生します。壁・天井・デスクの穴径を必ず計測し、キャップの外径(取り付け穴径)と内径(ケーブル通し径)の両方を確認してから購入してください。
穴埋めキャップ・配線孔キャップ サイズ別選定
LED配線工事で使われる穴埋めキャップは穴の直径(取り付け穴径)で選定します。ケーブルが通る内径と、壁穴を隠す外径の2種類の寸法があるため、両方を確認してください。
φ20
穴埋めキャップ 20mm
LEDテープ電源線1〜2本。標準的な壁内配線孔カバーに最適。内径8〜12mm。
電源線1〜2本
φ25
25mmキャップ
複数本まとめた配線や調光器の制御線込みに対応。内径12〜15mm。
電源線2〜3本
φ40
配線孔キャップ 40mm
デスク・カウンターの配線孔標準サイズ。複数ケーブルを一括通し。内径25〜30mm。
デスク標準サイズ
φ50
50mmキャップ
大型配線束・スリーブ付きの大型デスク・受付カウンターに。内径35〜40mm。
大型束線向け
| 穴径 | 主な用途 | 通せるケーブル径の目安 | 推奨内径 |
|---|---|---|---|
| φ20mm | 壁内LED電源線1〜2本・天井貫通 | φ5〜8mm電源線 | 内径8〜12mm |
| φ25mm | 複数本まとめ配線・調光器制御線 | φ8〜12mm | 内径12〜15mm |
| φ40mm | デスク・カウンター配線孔(標準) | 複数本まとめて | 内径25〜30mm |
| φ50mm | 大型カウンター・電源タップ込み | 太線・スリーブ付き | 内径35〜40mm |
材質別 選定基準(ABS樹脂 vs 金属製)
設置環境に合わせて材質を選んでください。特に屋外・厨房・湿気の多い場所では耐候性・耐熱性の高い材質が必要です。
ABS樹脂製
- 軽量・コスト低い
- 屋内専用(紫外線劣化あり)
- 白・黒・グレーなど色バリエーション豊富
- 壁・天井への傷つきにくい
- 電気絶縁性あり(安全)
| 設置環境 | 推奨材質 | 理由 |
|---|---|---|
| 屋内オフィス・店舗 | ABS樹脂 | コスト重視・見た目の色合わせが容易 |
| 屋内厨房・湿度高い場所 | ABS耐熱 / ステンレス | 湿気・油汚れに強い材質が必要 |
| 屋外壁面・軒下 | 耐候ABS / ステンレス | 紫外線・雨・温度変化に対応 |
| 高級店舗・ホテルカウンター | ステンレス / アルミ | 高級感ある仕上がり |
| デスク配線孔(オフィス) | ABS樹脂(白・黒) | コスト重視・着脱容易なタイプ推奨 |
穴埋めキャップの正しい取り付け手順
穴径を計測する
コンベックス(巻き尺)やノギスで穴の直径を正確に計測します。ホールソーで空けた場合はビット径と実際の穴径が若干異なるため実測必須。
ケーブル本数・外径を確認する
通すケーブルの本数と最大外径を確認します。キャップの内径(ケーブル通し穴)がケーブル外径より5〜10mm大きいものを選びます。
材質・色を選定する
設置環境(屋内/屋外)と壁面・デスクの色に合わせて材質と色を選定します。白壁には白・黒デスクには黒が基本。
ケーブルを通してからキャップを取り付ける
必ずケーブルをキャップの穴に通してから壁穴に差し込みます。後からケーブルを通そうとすると外せないタイプが多いため手順を守ってください。
屋外は防水コーキングを施工する
屋外の壁貫通部はキャップ取り付け後に変性シリコーンコーキングで周囲をシールして防水処理します。コーキングが硬化(24時間以上)してから運用開始。
穴埋めキャップ 購入前チェックリスト
- 壁・天井・デスクの穴径を実測した(ホールソー径と実測は一致しない場合あり)
- 通すケーブルの本数と最大外径を確認した
- キャップの取り付け穴径(外径)と内径(ケーブル通し径)の両方を確認した
- 屋内専用か屋外対応かを設置環境に合わせて選定した
- 材質(ABS樹脂 / ステンレス / アルミ)を環境に合わせて選定した
- 着脱が必要な場所(後からケーブル変更予定)にはスリット入りグロメットを選んだ
- 屋外設置の場合は防水コーキングの施工を計画した
よくある質問(FAQ)
穴埋めキャップ 20mmはどんな場面で使いますか?
穴埋めキャップ 20mmは壁・天井・デスクに空けた直径20mmの配線孔を化粧仕上げするために使います。LEDテープライトの電源ケーブルや制御線を壁内に隠蔽配線する場合に多く使用されます。標準的なケーブル径(5〜8mm)のLED電源線なら20mm穴と20mmキャップで十分対応できます。
配線孔キャップ 40mmと20mmの使い分けは?
使い分けの基準はケーブル本数と径です。LEDテープ電源ケーブル1本なら20mm、複数本まとめて通す場合や電源アダプターの電線が太い場合は40mmが適しています。また40mmキャップはデスクの配線孔カバーとしても広く使われます。穴のサイズに対してキャップが小さすぎると隙間が残り、大きすぎると取り付け不可になるため、先に穴径を計測してからキャップを選んでください。
屋外で使える穴埋めキャップの材質は?
屋外で使用する場合はABS樹脂でも短期的には使えますが、紫外線・雨・温度変化による劣化が早いため、耐候性ABSまたはステンレス製・アルミ製の配線孔キャップを選んでください。また屋外の壁面貫通部には防水シーリング(コーキング)の併用が推奨されます。
穴埋めキャップを取り付けた後にケーブルが増えた場合は?
後からケーブルを追加する可能性がある場合は、最初から大きめサイズ(40mm以上)のキャップを選ぶか、二分割タイプのグロメット(後からケーブルを通せるスリット入り)を使用することを推奨します。施工計画段階でケーブル本数・径を確認してから穴サイズを決定してください。