単色620〜640nm・RGB設定・植物育成660nm — 3種類の違いと失敗しない用途別選定基準
「赤」と指定されたRGBコントローラー付きテープライトを、固定赤色の演出ラインに使うと、コントローラーなしでは点灯しません。逆に、単色赤テープを「色を変えたい」用途に使うと色変更ができず再施工が必要です。
植物の光合成に最も効果的な波長は660nm(深赤)です。一般的な演出用赤色テープライトは620〜640nmが主流で、この帯域では光合成への寄与が低く育成効果がほとんど得られません。植物育成目的なら必ず660nm製品を選んでください。
屋外外構・エントランスの赤色ライン照明にIP44以下の製品を使うと、雨水の浸入でショートし数ヶ月で故障します。屋外露出部はIP65以上が必須です。
| 種類 | 波長・発光 | 主な用途 | 色変更 | 植物育成 | コスト |
|---|---|---|---|---|---|
| 単色赤色LED (620〜640nm) |
620〜640nm 固定赤色発光 |
ゲーミング演出・クリスマス装飾・バーカウンター・外構ライン照明 | 不可 | 効果低 | 低 |
| RGB設定 (赤チャンネル使用) |
R620nm+G530nm+B455nm 混色で赤を再現 |
複数色を使い分けたい演出・イベント照明・色変更可能な装飾ライン | 可能 | 不適 | 中 |
| 植物育成LED (660nm 深赤) |
660nm 植物吸収ピーク帯 |
グリーンウォール・屋内農業・観葉植物育成補光 | 不可 | 最高 | 中〜高 |
※ 植物育成目的には660nm製品のみ対応。演出用620〜640nm製品では育成効果が得られません。
デスク背面・PCケース内・棚の間接照明で固定赤色ラインを使用する用途。色変更が不要なため単色赤が最適。
カウンター下・天井間接照明に赤色ラインを演出。なめらかな線状発光が必要な場合はCOB赤が有利。
季節に応じて赤→白→緑と色を変えたい場合はRGB。赤固定で問題なければ単色赤が明るく省コスト。
雨水が直接かかる屋外部分は必ずIP65以上を選定。単色赤のIP65製品で施工コストを抑えつつ耐久性を確保。
光合成ピーク波長660nmの植物育成専用製品を使用。一般演出用620〜640nmでは育成効果が期待できません。
フィルム現像暗室の安全灯や、特殊撮影の赤色照明として活用。620〜640nm単色赤の低出力製品が適合。
| 設置環境 | 必要IP等級 | 理由 |
|---|---|---|
| 屋内(乾燥) | IP20以上 | 防水不要・コスト最小 |
| 軒下・半屋外 | IP44以上 | 水しぶき・湿気対策 |
| 屋外露出・外壁 | IP65以上 | 雨水直接かかる環境 |
| 水中・水槽・噴水 | IP67〜IP68 | 水没対応・常時浸漬 |
| 食品工場・厨房 | IP65+食品衛生法適合 | 洗浄水・油煙対策 |