LEDテープの粒感はミルキーカバーを付けると輝度ムラが約70%改善します。クリア・ミルキー・フロストの違い、アルミフレーム幅別の対応表、取り付け手順を解説します。
LEDテープはチップが一定間隔で並んでいるため、素のまま壁や天井に当てると粒感(光の点々)が見えます。特に白い壁面やスリガラスに光を当てるケースで粒感が問題になります。
カバー(ディフューザー)はアルミフレームの溝に差し込むプラスチック製のカバーで、光を拡散させて均一な光の帯に変えます。カバーの種類によって拡散効果と光量低下が異なるため、用途に合わせて選ぶことが重要です。
ほぼ透明なカバー。LEDチップの輝点が透けて見えるため粒感はそのまま残ります。ほこりや傷からテープを守る「保護」が主な目的です。
最もよく使われる定番カバー。乳白色の半透明素材が光を拡散し、粒感を大幅に軽減します。間接照明・コーブ照明・什器照明など幅広い用途に対応します。
ミルキーより拡散性が高く、ほぼ均一な発光面を作れます。光量低下が大きいため、明るさが必要な場所では高輝度テープとの組み合わせが必要です。
カバーはアルミフレームの溝幅に合ったサイズを選ぶ必要があります。テープ幅がフレーム溝幅より広い場合は収まりません。購入前にフレームの型番と対応カバー幅を確認してください。
| フレーム溝幅 | 対応テープ幅 | カバー幅 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| 8mm溝 | 5〜8mm幅テープ | 8mmカバー | 棚下・什器・細幅間接照明 |
| 10mm溝 | 8〜10mm幅テープ | 10mmカバー | 一般的な間接照明・コーブ |
| 12mm溝 | 10〜12mm幅テープ | 12mmカバー | 標準型テープ・高密度タイプ |
| 16mm溝 | 12〜15mm幅テープ | 16mmカバー | 高出力テープ・二列並べ |
| 20mm溝 | 15〜20mm幅テープ | 20mmカバー | 広幅・高輝度タイプ |
アルミフレームの溝幅(内寸)とカバー幅が一致しているか確認します。フレームの型番と付属のカバー情報を確認するか、ノギスで実測してください。
先にLEDテープをアルミフレームの溝に入れます。テープの端を溝に合わせ、指で押し込みながら全長に渡って確実に密着させます。テープの幅がフレーム溝幅以下であることが必要です。
カバーをフレームの一端から斜めに差し込み、指で端から順番に押し込みます。カチッというクリック感があれば固定完了です。一度に全長を押し込もうとするとカバーが曲がります。
電源を入れて粒感が消えているか確認します。局所的に輝点が残る場合はカバーが完全に押し込まれていない箇所があります。その部分を指で再度押さえ直してください。
12mm幅テープに8mm幅カバーは入りません。逆に8mm幅テープに12mm幅カバーだと隙間が生じ、カバーがガタついて外れます。
「カバーを付けたのに粒感が残る」という問い合わせの大半はクリアカバーを使っているケースです。クリアカバーには拡散効果がほとんどありません。
フロストカバーは光量が30〜40%落ちます。元のテープ輝度が低い場合、カバー装着後に照度不足になることがあります。
一度に長いカバーを押し込もうとすると中央が反って端が外れます。また、発熱による膨張でカバーが外れることもあります。
フレームだけ設置してカバーを後付けしようとしたが、設置後はカバーが入れにくい角度になっていた、というケースがあります。
| 用途・場所 | おすすめカバー | 理由 |
|---|---|---|
| コーブ照明・天井間接 | ミルキー | 粒感を消しつつ十分な光量を確保 |
| 棚下・什器の商品照明 | ミルキー | 均一照射で商品に影が出にくい |
| サイン・バックライト | フロスト | 文字・ロゴへのムラのない投影 |
| 作業灯・高照度エリア | クリア | 光量低下を抑えたい場合。粒感は残る |
| 屋外・防水フレーム | クリア(防水型) | 防水カバー付きフレームを使用 |
| 店舗エントランス・演出照明 | ミルキー | 雰囲気重視・粒感のない面発光 |
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