施工事例 B-90 / 和食・日本料理店
和食店・日本料理店 LED照明施工事例
2700K超電球色・Ra90料理演色・座敷間接照明
46%省エネ・年間15万円削減・回収2.8年
「和食の照明は白熱球でなければならない」という固定観念が、長年コスト削減の妨げになっていました。白熱球は演色性が高く温かみのある光を出しますが、発熱・消費電力・ランプ交換コストという三重の負担を日本料理店に強いていました。
60㎡・24席の和食店・日本料理店全体を、COBテープLED(Ra90/2700K)を中心とした4ゾーン構成でリニューアル。座敷の欄間間接照明・カウンター演色照明・個室PWM調光の設計で、料理の見え方を維持しながら46%省エネ・年間15万円削減を達成しました。
「白熱球の温かみとLEDの経済性を両立できた」とオーナーが語るように、Ra90/2700KのCOBテープは和食空間の要求を高い水準で満たします。
「白熱球を替えるのに抵抗がありましたが、Ra90の2700KはほぼLEDと分からないくらい自然な光です。料理の見え方が変わっていないのに電気代が半分近くになって、本当に替えて正解でした。」
— 和食店・日本料理店 オーナー
施工概要
本事例は、都内の和食店・日本料理店(店舗面積60㎡・席数24席)を対象としたLEDテープ照明フルリニューアルの記録です。
和食店では料理の色艶・盛り付けの美しさを引き立てる照明品質が売上直結の要素です。従来の白熱電球・ハロゲン照明は演色性は高いものの消費電力・発熱・ランプ交換コストが問題でした。今回はCOB LEDテープ(Ra90/2700K)を中心に4ゾーン構成でリニューアルし、料理の見え方を維持しながら46%の省エネを実現しました。
施工規模:60㎡ / 客席24席 / 4ゾーン / 合計施工延長87m
ゾーン別施工データ一覧
| ゾーン | 用途 | 色温度 | 演色性 | 仕様 | 旧消費電力 | 新消費電力 | 削減率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Zone A | 玄関・待合 | 2700K | Ra90 | 10W/m × 12m | 白熱球60W×8個=480W | 120W | 75%削減 |
| Zone B | 客席(テーブル・座敷間接) | 2700K | Ra90 | 10W/m × 40m | 白熱球60W×20個+ハロゲン50W×10個=1,700W | 400W | 76%削減 |
| Zone C | 調理場(IP44防湿) | 5000K | Ra90 | IP44 / 14W/m × 20m | FL40W×15本=600W | 280W | 53%削減 |
| Zone D | 廊下・座敷通路(PIR) | 3000K | Ra80 | PIR / 6W/m × 15m | FL32W×5本=160W | 90W | 44%削減 |
※旧合計:2,940W 新合計:890W ※PIRゾーンは在室時換算
よくある失敗例
和食店のLED化でよくある失敗が「演色性Ra80未満の安価なLEDを採用してしまう」ことです。日本料理は食材の色・艶・盛り付けの繊細さが価値の一部です。Ra80台の照明では刺身の赤みが灰みがかったり、野菜の緑が黄ばんで見えたりと、料理のクオリティが視覚的に低下します。また色温度を高めの3500K以上にすると「冷たい雰囲気」になり、和食らしいくつろぎが損なわれます。和食店はRa90以上・2700Kの組み合わせが投資の第一歩です。
ゾーン別詳細
2700K / Ra90 / 12m
色温度: 2700K 超電球色
演色性: Ra90
消費電力: 120W(旧480W)
店の第一印象を決める玄関・待合に2700Kの温かみある光を配置。白熱球60W×8個→COB10W/mで75%削減しながら、来店客を迎える上質な和の雰囲気を維持。
2700K / Ra90 / 40m
色温度: 2700K 超電球色
演色性: Ra90
消費電力: 400W(旧1,700W)
最重要ゾーン。テーブル直上と座敷の廻り縁・欄間部に間接照明としてCOBテープを配置。Ra90の2700Kが料理の色艶・盛り付けを美しく引き立て、落ち着いた食事空間を演出。
5000K / Ra90 / IP44 / 20m
色温度: 5000K 昼白色
演色性: Ra90
防水規格: IP44防湿
消費電力: 280W(旧600W)
水蒸気・油煙が飛び散る調理場にはIP44防湿対応COBテープを採用。5000K/Ra90の高照度で食材の鮮度・色変わり・火の通りを的確に確認。蛍光灯FL40W×15本を53%削減。
3000K / Ra80 / PIR / 15m
色温度: 3000K 温白色
演色性: Ra80
制御: PIR人感センサー
消費電力: 90W(旧160W)
座敷への廊下・トイレ通路にPIR人感センサー付きCOBテープを採用。人が通る時だけ点灯し、無人時は自動消灯。FL32W×5本を44%削減し待機電力をほぼゼロに。
施工前後の比較
※電気代単価28円/kWh、年間稼働5,400h(15h×360日)で試算。
和食店LED化のメリット
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2700K超電球色で料理が美味しく見える 白熱球・ハロゲンに近い2700Kの超電球色は、寿司・刺身・天ぷら・煮物など和食の色艶を引き立てます。Ra90の高演色性が食材本来の色を正確に再現し、料理写真のSNS映えにも貢献。
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座敷・廻り縁間接照明で上質な和空間を演出 COBテープの薄型形状は廻り縁・欄間・カウンター下など狭小部への施工に最適。均一な発光面が壁・天井に柔らかく光を広げ、高級感ある間接照明を実現します。
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白熱球・ハロゲン比で発熱を大幅低減 白熱球・ハロゲンは消費電力の約90%が熱になります。LEDへの置き換えで室温上昇を抑え、夏場のエアコン負荷も軽減。食材の温度管理にも好影響です。
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ランプ交換コスト・手間をほぼゼロに 白熱球・ハロゲンは寿命1,000〜2,000h程度で頻繁な交換が必要。COB LEDテープは寿命50,000h以上で、年間交換費用(約4万円)と交換作業時間が不要になります。
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調理場IP44防湿で蒸気・油煙に対応 調理場は蒸気・油煙・水跳ねが多い環境。IP44防湿対応COBテープは水・粉塵の侵入を防ぎ、安全に長期使用可能。蛍光灯のような管交換・安定器交換も不要です。
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PIR人感センサーで廊下の無駄な点灯を解消 座敷への廊下・トイレ通路は無人時間が長い。PIR人感センサーで自動点灯・消灯することで待機電力をほぼゼロに。閉店後の消し忘れ防止にも効果的です。
使用商品
業務用COB LEDテープ。均一な面発光が間接照明に最適で、Ra90の高演色性が和食の色艶を正確に再現します。IP44防湿仕様で調理場にも対応。PIRセンサー付きコントローラーと組み合わせることで廊下・通路の省エネを自動化できます。
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よくある質問
Q. 和食店・日本料理店の照明で料理を美しく見せるには?
A. 演色性Ra90以上・2700K(電球色)の組み合わせが和食の定番です。日本料理の素材色(刺身の赤・野菜の緑・白米の白)を忠実に再現するにはRa90以上が必要です。白熱球からCOB LEDテープ(Ra90/2700K)に置き換えることで、料理の見え方を維持しながら消費電力を大幅に削減できます。
Q. 和食店の座敷・個室にLED間接照明を設置できますか?
A. はい、対応可能です。座敷の欄間・縁起にCOBテープをアルミフレームで設置し、間接光で畳・木材を柔らかく照らす設計が多く採用されています。光源が直接見えないため上質な和の空間を演出でき、調光対応でランチ・ディナー・個室使用でシーンを切り替えることもできます。
Q. 和食店のLED化で投資回収は何年かかりますか?
A. 60㎡・24席規模の和食店で電力46%削減・年間15万円削減を達成した事例では投資回収は2.8年でした。白熱電球・ハロゲンから置き換える場合は消費電力削減率が特に大きく、球切れ交換コストの削減も合わせると投資対効果が高い業態です。
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