施工背景と課題
関東圏のセルフガソリンスタンド(敷地面積約1,200㎡・建屋800㎡)を運営するオーナー様より、「24時間営業の電気代が毎月25万円近くかかっており、他店との競争で価格を下げられない」とのご相談をいただきました。現地調査の結果、キャノピー照明にメタルハライドランプ(400W×8台)を使用し続けており、これが全体消費電力の約30%を占める最大の電力損失源であることが判明しました。
加えて洗車ライン・コンビニ売店・事務所の蛍光灯が経年劣化により光束が著しく低下しており、お客様から「暗い」「汚く見える」との声も上がっていました。今回のLED全面換装は省エネと集客力回復の二兎を同時に獲得する施策として実施しました。
施設タイプ
セルフガソリンスタンド・コンビニ併設
施工エリア
800㎡(4ゾーン)
運営時間
24時間365日
施工期間
4日間(夜間施工・深夜閉鎖不要)
旧照明
メタルハライド・Hf蛍光灯・HID
施工費用
385万円(工事費込み)
ゾーン別 LED仕様
電気代・エネルギー比較
| エリア | 旧設備 消費電力 | LED 消費電力 | 年間電力削減量 | 年間コスト削減 |
|---|---|---|---|---|
| キャノピー(Zone A) | 3,200W(MH400W×8) | 2,000W(深夜PIR込実効1,700W) | 13,300kWh/年 | 約33万円/年 |
| 洗車ライン(Zone B) | 2,000W(HID250W×8) | 1,500W(PIR込実効950W) | 8,900kWh/年 | 約22万円/年 |
| コンビニ(Zone C) | 3,200W(Hf蛍光灯) | 1,200W | 17,500kWh/年 | 約44万円/年 |
| 事務室(Zone D) | 800W(蛍光灯) | 300W(PIR込実効180W) | 3,500kWh/年 | 約9万円/年 |
| 合計 | 9,200W → 年間296万円 | 実効3,830W → 年間104万円 | 43,200kWh/年削減 | 約192万円/年削減(65%削減) |
※電力単価25円/kWh・年間稼働時間実績値に基づく試算。PIR待機制御時の実効電力を含む。
ガソリンスタンドLEDの技術ポイント
給油機直近(IEC 60079規格による爆発危険エリアZone 1/Zone 2)に照明器具を設置する場合は、防爆認定(Ex認定)取得済みの専用LED器具が必要です。本施工事例のキャノピーテープ照明はZone 2外縁(距離・高さで危険区域外)への設置を前提としており、防爆認定LEDの適用対象外エリアに限定しています。防爆エリアへのLED導入は、専門の防爆設備業者および所轄消防署への事前確認が必須です。
投資回収・ROI分析
旧メタルハライドランプは1本8,000〜12,000円・寿命9,000時間で年間1〜2回の交換が必要でした。LED化後は定格50,000時間の長寿命で、ランプ交換コスト(年間推定8万円)もゼロになりました。5年間の累計節約額(電気代+メンテナンス費)は約615万円に達する見込みです。
使用製品・仕様
今回採用したLED製品ラインナップ
オーナー様の声
── 関東圏セルフガソリンスタンド 店舗オーナー様
ガソリンスタンド・屋外施設のLEDご相談はこちら
IP65〜IP67対応の全天候型COBテープ、防振マウント、PIR制御システムの選定から施工設計まで、プロ向け無料相談を承っております。24時間営業施設の省エネ・深夜PIR制御・コンビニ食品演色など、ご要件に合わせた最適プランをご提案します。
無料相談・お見積もり依頼法人・業者様向け|見積もり無料|最短翌営業日回答