施工背景と課題
首都圏で運営する会員制フィットネスジム(500㎡・会員数580名)から「電気代が毎月13万円を超えており、また会員からSNS用の動画を撮影すると画面が縞模様(フリッカー)になるとクレームが来ている」とのご相談をいただきました。現地調査の結果、旧蛍光灯(インバーター式)とHIDダウンライトの混在によって生じるフリッカー(高周波ちらつき)がスマートフォンのスローモーション撮影に干渉していることが確認されました。
また、ヨガ・エアロビクス等のスタジオエリアはレッスン種別(激しい有酸素系〜瞑想系)によって求められる照度・色温度が大きく異なるにもかかわらず、従来は単一の蛍光灯固定照明しかなく、インストラクターから「暗くも明るくもできず演出ができない」との要望が継続していました。
施設タイプ
会員制フィットネスジム・スポーツクラブ
施工エリア
500㎡(4ゾーン)
会員数
580名(施工時点)
運営時間
6:00〜23:00(17h/日)
旧照明
蛍光灯・HIDダウンライト混在
施工費用
184万円(工事費込み)
ゾーン別 LED仕様
電気代・エネルギー比較
| エリア | 旧設備 消費電力 | LED 消費電力 | 年間電力削減量 | 年間コスト削減 |
|---|---|---|---|---|
| マシンフロア(Zone A) | 3,200W(Hf蛍光灯×80本) | 1,500W | 9,900kWh/年 | 約25万円/年 |
| スタジオ(Zone B) | 1,536W(蛍光灯×48本) | 800W(調光実効560W) | 5,000kWh/年 | 約13万円/年 |
| ロッカー(Zone C) | 2,800W(蛍光灯・白熱混在) | 1,200W(PIR込実効900W) | 9,600kWh/年 | 約24万円/年 |
| 受付・ラウンジ(Zone D) | 1,200W(白熱ダウン×20) | 500W | 3,600kWh/年 | 約9万円/年 |
| 合計 | 8,736W → 年間135万円 | 実効3,660W → 年間56万円 | 31,600kWh/年削減 | 約79万円/年削減(58%削減) |
※電力単価25円/kWh・年間稼働17h×365日に基づく試算。PIR待機・PWM調光の実効電力を含む。
フィットネスジムLEDの技術ポイント
フリッカーとは照明が高速で明滅する現象で、安価なLED(PWM制御・交流直結タイプ)に多く発生します。人間の目には見えませんが、スマートフォンのカメラ(特にスローモーション・60fps以上)では縞模様(バンディング)として映り込みます。フィットネスジムでは会員がSNS用トレーニング動画を撮影する頻度が高いため、フリッカーフリーの実現が会員満足度・施設のSNS露出量に直結します。DC定電流電源+COBテープの組み合わせは、全調光レベルでフリッカー0%を保証します。
投資回収・ROI分析
旧白熱ダウンライト(60W×20個)は寿命1,000〜2,000時間で頻繁な交換が必要でした(スタッフ交換作業込みで年間約12万円)。COBテープLED化後は定格50,000時間の長寿命で交換コストゼロ。5年間の累計節約額(電気代+メンテナンス費)は約455万円の見込みです。
また施工後3ヶ月の会員アンケートでは「ジムが明るくきれいになった」「スタジオのレッスンが雰囲気よくなった」「動画がきれいに撮れるようになった」との好評価が集中し、会員満足度スコアが28%向上。退会率低下・新規紹介件数増加の間接効果も生まれています。
使用製品・仕様
今回採用したLED製品ラインナップ
施設担当者様の声
── 首都圏フィットネスジム 運営担当者様
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