施工事例

フィットネスジム・スポーツクラブ LED照明施工事例
フリッカーフリー動画対応・Ra90スタジオ・58%省エネ・年間79万円削減・回収2.3年

58%
省エネ達成率
79万
年間コスト削減
2.3年
投資回収期間
0%
フリッカー(全域)
Ra90
スタジオ演色性
+28%
会員満足度向上

フィットネスジムのSNS動画撮影問題は、照明が引き起こしている。スローモーション撮影で縞模様が出る原因は、蛍光灯やPWM制御LEDのフリッカーだ。会員がSNSに投稿する動画がジムのプロモーションになる時代に、「撮影すると映像が乱れる照明」は会員体験と集客の両方に悪影響を与える。

フリッカーフリーのCOBテープLEDとスタジオ調光の組み合わせは、撮影品質と演出自由度を同時に解決する。省エネはそこに乗ってくる副産物だ。

「会員さんからスローモーション動画の縞模様クレームが来るたびに頭を抱えていました。LED換装後にその相談がゼロになって、それだけで換えた価値があったと思っています。電気代削減はプラスアルファでした。」(首都圏 会員制フィットネスジム 施設担当)

施工背景と課題

首都圏で運営する会員制フィットネスジム(500㎡・会員数580名)から「電気代が毎月13万円を超えており、また会員からSNS用の動画を撮影すると画面が縞模様(フリッカー)になるとクレームが来ている」とのご相談をいただきました。現地調査の結果、旧蛍光灯(インバーター式)とHIDダウンライトの混在によって生じるフリッカー(高周波ちらつき)がスマートフォンのスローモーション撮影に干渉していることが確認されました。

また、ヨガ・エアロビクス等のスタジオエリアはレッスン種別(激しい有酸素系〜瞑想系)によって求められる照度・色温度が大きく異なるにもかかわらず、従来は単一の蛍光灯固定照明しかなく、インストラクターから「暗くも明るくもできず演出ができない」との要望が継続していました。

施設タイプ

会員制フィットネスジム・スポーツクラブ

施工エリア

500㎡(4ゾーン)

会員数

580名(施工時点)

運営時間

6:00〜23:00(17h/日)

旧照明

蛍光灯・HIDダウンライト混在

施工費用

184万円(工事費込み)

ゾーン別 LED仕様

Zone A マシンエリア・フリーウェイトフロア(150m テープ敷設)
色温度5000K(昼白色・覚醒)
演色性Ra85以上
消費電力1,500W(10W/m×150m)
設計照度500lx(床面均一)
フリッカー0%(DC電源)
グレア指数UGR22以下
旧設備Hf蛍光灯40W×80本(3,200W)
削減率53%(電力)
天井3.5mの高天井に間接照明ライン(アルミチャンネル固定)を設置。5000K/フリッカー0%でトレーニング時の集中力を高める光環境を実現。スローモーション撮影・インスタライブ対応のゼロフリッカーにより、会員からの動画クレームが解消。UGR22のグレア制御で仰向け姿勢でも目への直接刺激なし。
Zone B スタジオ(ヨガ・エアロビクス・格闘技系)(80m テープ敷設)
色温度5000K/3000K 2系統切替
演色性Ra90以上
消費電力800W(10W/m×80m)
設計照度200〜500lx(PWM全域可変)
フリッカー0%(全調光レベル)
調光方式PWM調光(0〜100%連続)
旧設備蛍光灯32W×48本(1,536W)
削減率48%(電力・調光込み実効)
5000K(ハイエナジー系クラス用・エアロビクス・キックボクシング)と3000K(瞑想・リストラティブヨガ・クールダウン)を壁面スイッチで即座に切替。PWM調光により激しいクラスは500lx(フルパワー)、ヨガ瞑想系は50〜100lxまで落とせる。Ra90の高演色でボディラインが美しく見え、会員・インストラクター両方から好評。
Zone C ロッカールーム・シャワー(120m テープ敷設)
色温度4000K(白色・清潔感)
演色性Ra85以上
消費電力1,200W(10W/m×120m)
設計照度200lx(ロッカー面)
防水規格IP44(シャワー・洗面周辺)
センサー制御人感PIR・閉館後20%待機
旧設備蛍光灯・白熱球混在(2,800W)
削減率70%(PIR込み実効)
シャワー室・洗面台周辺はIP44(防沫)対応のシリコン封止型COBテープを採用。湿気・水蒸気が常時発生するため、電源ユニットはロッカールーム外の乾燥エリアに設置し防湿配慮。4000Kの白色光でタイル・洗面台が清潔に見え、清掃の見落としも減少。PIRセンサーで深夜・早朝の無人時は20%に自動調光。
Zone D 受付・ラウンジ・売店(50m テープ敷設)
色温度3000K(電球色・リラックス)
演色性Ra90以上(肌色・商品演色)
消費電力500W(10W/m×50m)
設計照度300lx(カウンター)
調光方式PWM・時間帯プリセット
稼働時間6:00〜23:00
旧設備白熱ダウンライト60W×20個(1,200W)
削減率58%(電力)
朝6〜9時は少し明るく(400lx/3500K)、10〜17時は標準(300lx/3000K)、17〜21時は落ち着いた演出(200lx/2800K)とタイムプリセット調光。Ra90の暖色光でプロテイン・サプリの商品棚が美味しそうに見え、購入率向上に貢献。受付スタッフの接客印象も柔らかくなったと運営側より好評。

電気代・エネルギー比較

エリア 旧設備 消費電力 LED 消費電力 年間電力削減量 年間コスト削減
マシンフロア(Zone A) 3,200W(Hf蛍光灯×80本) 1,500W 9,900kWh/年 約25万円/年
スタジオ(Zone B) 1,536W(蛍光灯×48本) 800W(調光実効560W) 5,000kWh/年 約13万円/年
ロッカー(Zone C) 2,800W(蛍光灯・白熱混在) 1,200W(PIR込実効900W) 9,600kWh/年 約24万円/年
受付・ラウンジ(Zone D) 1,200W(白熱ダウン×20) 500W 3,600kWh/年 約9万円/年
合計 8,736W → 年間135万円 実効3,660W → 年間56万円 31,600kWh/年削減 約79万円/年削減(58%削減)

※電力単価25円/kWh・年間稼働17h×365日に基づく試算。PIR待機・PWM調光の実効電力を含む。

よくある失敗例:「省エネ目的でLED電球に全部換えたがスタジオの調光ができず、インストラクターが全レッスン同じ明るさで対応するしかなくなった」

フィットネスジムのスタジオは用途によって求められる照度が大きく異なります。高強度インターバルトレーニングには1,500lx以上が、ヨガ・瞑想系には200〜500lxが適しています。調光機能のないLED電球に一律換装すると、照明の演出ができないためインストラクターの指示が通りにくくなり、会員満足度に影響します。スタジオには必ず調光対応COBテープLEDを選定してください。

フィットネスジムLEDの技術ポイント

📱
フリッカー0%・SNS動画対応
DC定電流電源によりフリッカーを完全排除。スマートフォンのスローモーション撮影(240fps)・インスタライブでも縞模様ゼロ。会員のSNS投稿品質向上でジムのオーガニック拡散力が増加。
💪
5000K覚醒光でパフォーマンス向上
マシンフロアの5000K高照度光は交感神経を活性化し、トレーニング強度・集中力の維持に好影響とされる。「以前より気合いが入る」という会員の声が複数寄せられた。
🧘
スタジオ2系統色温度切替
エアロビクスは5000K/500lxの活動光、ヨガ瞑想は3000K/50lxの落ち着き光を壁スイッチで即座に切替。インストラクターが「ようやく演出できる照明になった」と好評。
🚿
ロッカーIP44・高温多湿対応
シャワー室・洗面台周辺の水蒸気・結露に対応するIP44防沫型COBテープ。電源を乾燥エリアに外出しすることで湿気による電気系トラブルリスクをゼロに。
👁️
UGR22グレア制御
仰向け姿勢(ベンチプレス・ストレッチ)での真上への直接まぶしさをUGR22以下に制御。目への刺激が少なくトレーニング中の集中力を妨げない光環境を実現。
🏷️
Ra90で肌・商品が美しく
受付・ラウンジのRa90電球色は接客スタッフの肌色・プロテインパッケージの色がリアルに見える。売店での購買率向上と接客印象の改善にも貢献。
【フリッカーフリーとは?ジムでの重要性】
フリッカーとは照明が高速で明滅する現象で、安価なLED(PWM制御・交流直結タイプ)に多く発生します。人間の目には見えませんが、スマートフォンのカメラ(特にスローモーション・60fps以上)では縞模様(バンディング)として映り込みます。フィットネスジムでは会員がSNS用トレーニング動画を撮影する頻度が高いため、フリッカーフリーの実現が会員満足度・施設のSNS露出量に直結します。DC定電流電源+COBテープの組み合わせは、全調光レベルでフリッカー0%を保証します。

投資回収・ROI分析

2.3年
単純投資回収期間
184万円
初期施工費用
79万円/年
年間電気代削減額
58%
電力削減率
31,600kWh
年間削減電力量
+28%
会員満足度向上
0件
球切れ(施工後12ヶ月)

旧白熱ダウンライト(60W×20個)は寿命1,000〜2,000時間で頻繁な交換が必要でした(スタッフ交換作業込みで年間約12万円)。COBテープLED化後は定格50,000時間の長寿命で交換コストゼロ。5年間の累計節約額(電気代+メンテナンス費)は約455万円の見込みです。

また施工後3ヶ月の会員アンケートでは「ジムが明るくきれいになった」「スタジオのレッスンが雰囲気よくなった」「動画がきれいに撮れるようになった」との好評価が集中し、会員満足度スコアが28%向上。退会率低下・新規紹介件数増加の間接効果も生まれています。

使用製品・仕様

今回採用したLED製品ラインナップ

【Zone A マシンフロア】高輝度COBテープ 5000K / Ra85 / 10W/m — フリッカーフリー・DC定電流電源・150m敷設。アルミチャンネル(60mm幅)天井梁固定・放熱最適化。
【Zone B スタジオ】高演色COBテープ 5000K/3000K 2系統 / Ra90 / 10W/m — PWM調光コントローラー付き・壁面2系統スイッチパネル連動・80m敷設。全調光域フリッカーフリー。
【Zone C ロッカー】防水COBテープ 4000K / Ra85 / 10W/m — IP44防沫・シリコン封止型・120m敷設。電源ユニット乾燥エリア外出し設計。PIR連動調光コントローラー付。
【Zone D 受付・ラウンジ】高演色COBテープ 3000K / Ra90 / 10W/m — 50m敷設。タイムプリセット対応PWM調光コントローラー(6プリセット登録可能)。
【電源ユニット全Zone共通】DC24V スイッチング定電流電源 — PFC補正・過負荷保護・フリッカー0%保証。Zone別独立電源で一部故障が全域伝播しない回路設計。

施設担当者様の声

「会員さんからの『動画に縞が入る』というクレームがLED化で完全に解消しました。スタジオのインストラクターも色温度を変えられると大喜びで、ヨガのクラスで3000Kに切り替えると一気に雰囲気が出ると言っていました。受付も明るくきれいになって、入会希望の見学者に印象が良いと聞いています。電気代も毎月8万円近く減り、これは大きいです。」
── 首都圏フィットネスジム 運営担当者様

2027年問題:蛍光灯の製造・輸入禁止が迫っています

2023年水銀に関する水俣条約に基づき、国内での蛍光灯製造・輸出入が原則禁止に
2025年国内在庫の流通継続も在庫枯渇が加速。交換用ランプの入手が困難になり始める
2027年目途既存在庫が完全枯渇する見通し。蛍光灯の補修・維持が事実上不可能に

フィットネスジムは長時間・多ゾーン点灯で蛍光灯の消耗が速い業態です。スタジオ照明が球切れのまま営業を続けることは会員体験に直接影響します。早期にフリッカーフリーCOBテープLEDへの換装を完了させてください。

よくある質問(フィットネスジム LED照明)

Q. フィットネスジムでスローモーション動画を撮影すると縞模様が出るのはなぜですか?

蛍光灯やPWM制御のLEDは商用電源周波数(50/60Hz)に連動したフリッカーが発生しています。スマートフォンの120fps・240fpsスローモーション撮影ではこのフリッカーが縞模様として映ります。DC定電流方式のフリッカーフリーCOBテープLEDに換装することで問題が解消されます。

Q. スタジオの照明に調光機能は必要ですか?

用途によって必要な照度が大きく異なるため、調光機能は非常に有効です。高強度インターバルトレーニングには1,500lx以上が、ヨガ・瞑想系レッスンには200〜500lxが適しています。COBテープLEDはアナログ調光器と組み合わせることで連続的な照度調節が可能です。

Q. ロッカールームの照明に防水仕様は必要ですか?

シャワー室に隣接するロッカールームやウェットエリアではIP44(防まつ水)以上を推奨します。直接水がかかるシャワー室内はIP65以上が必要です。COBテープLEDにはシリコンコーティングによるIP65対応製品があります。

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