生活サービス業

クリーニング店のLED照明導入事例
Ra95検品台照明でシミ見逃しゼロ・49%省エネ達成

蛍光灯・白熱球からCOB LEDへ全面切替。Ra95昼白色で微細なシミ・汚れを正確発見、IP44防湿プレス室対応。年間10万円削減・3.0年で投資回収。

49%
年間省エネ率
10万円
年間削減コスト
3.0
投資回収期間
Ra95
検品台演色指数

導入背景と課題

住宅街の路面店クリーニング専門店(60㎡、フロント受付20㎡+作業場40㎡)。スーツ・礼服・コートなど高価な衣類のクリーニングを得意とし、20年来の常連客を持つ老舗。

最大の課題は「シミの見逃し」によるクレームだった。古い蛍光灯(Hf40W)の下では茶色・黄ばみ・脂性シミが見えにくく、洗浄後に「落ちていなかった」と気づくことが年に数件発生。特に黒系・紺系の衣類での見逃しが多かった。

プレス室は白熱球(60W×12個)で長年運用していたが、スチームとの組合せによる高温多湿環境でランプが1年に2〜3回一斉切れする事態が続いていた。LED PRO SHOPへの相談で、検品・仕上げ台にRa95・5000K昼白色を採用してシミ検出率を劇的に改善。IP44防湿のCOB LEDでプレス室を完全対応させた。

4ゾーン別 照明設計一覧

ゾーン エリア 色温度・Ra 旧設備 新設備(COB LED) 削減率
Zone A フロント・受付カウンター 3500K / Ra90 FL40W×6本 = 240W 10W/m × 20m = 200W 17%削減
Zone B 検品・仕上げ作業台 5000K / Ra95 Hf40W×15本 = 600W 12W/m × 25m = 300W 50%削減
Zone C プレス・スチーム室(IP44) 5000K / Ra85 白熱球60W×12個 = 720W 14W/m × 20m = 280W 61%削減
Zone D 衣類収納・受け渡しエリア 4000K / Ra80 FL32W×5本 = 160W 6W/m × 15m = 90W(PIR待機) 44%削減

合計消費電力:旧1,720W → 新870W(▲49%)/ 運用時間:14h × 360日 = 年間5,040時間

ゾーン別詳細設計

🧾

Zone A ― フロント・受付カウンター

  • 色温度3500K(温白色)
  • 演色指数Ra90
  • 消費電力10W/m × 20m = 200W
  • 旧設備FL40W × 6本 = 240W
  • 削減率17%(40W削減)
💡 ポイント:接客エリアは清潔感を演出する3500K温白色。既存FL管に近い照度感を維持しながら省エネ化。レシートの印字・タグの文字が鮮明に読めるRa90以上を確保。
🔍

Zone B ― 検品・仕上げ作業台

  • 色温度5000K(昼白色)
  • 演色指数Ra95(超高演色)
  • 消費電力12W/m × 25m = 300W
  • 旧設備Hf40W × 15本 = 600W
  • 削減率50%(300W削減)
🔎 ポイント:Ra95・5000K昼白色はシミ・汚れ・変色を最も正確に発見できる組合せ。太陽光に近い演色性で、黒系衣類の黄ばみ・脂性シミ・水シミが明確に識別できる。シミ見逃しクレームが導入後ゼロを達成。
♨️

Zone C ― プレス・スチーム室(IP44)

  • 色温度5000K(昼白色)
  • 演色指数Ra85
  • 防水規格IP44(防湿・防水蒸気)
  • 消費電力14W/m × 20m = 280W
  • 旧設備白熱球60W × 12個 = 720W
  • 削減率61%(440W削減)
💧 ポイント:プレス機・スチームアイロンが常時稼働するプレス室は水蒸気・高温環境。IP44防湿のCOB LEDで安全に対応。白熱球60Wはスチームで劣化が早く年2〜3回の一斉交換が必要だったが、LEDでは不要に。
👔

Zone D ― 衣類収納・受け渡しエリア(PIR)

  • 色温度4000K(白色)
  • 演色指数Ra80
  • センサーPIR人感センサー連動
  • 消費電力6W/m × 15m = 90W(在室時)
  • 旧設備FL32W × 5本 = 160W(常時点灯)
  • 削減率44%以上(PIR効果含む)
🚶 ポイント:衣類の受け渡し・保管棚へのアクセスは断続的。PIR人感センサーで無人時は自動消灯し、実質消費電力をさらに削減。ハンガーに掛けた衣類のタグ確認に十分な照度を在室時のみ提供。

導入前後コスト比較

導入前(旧設備)
総消費電力1,720W
年間電力費約129,960円
白熱球交換費約18,000円/年
Hf・FL管交換費約15,600円/年
シミ見逃しクレーム対応年数件の再洗浄・弁済
合計ランニングコスト約163,000円/年以上
導入後(COB LED)
総消費電力870W
年間電力費約65,700円
ランプ交換費実質ゼロ(50,000h寿命)
シミ見逃しクレームゼロ(導入後達成)
合計ランニングコスト約65,700円/年
年間削減額約100,000円以上

※電力単価15円/kWh、年間5,040時間で試算。白熱球60W寿命1,000時間(年5回交換×12個×300円=18,000円)、Hf40W寿命12,000時間(15本+6本=21本)で試算。シミクレーム再洗浄・弁済コストは参考値として最低見積もり。
施工費300,000円 ÷ 年間削減100,000円 = 回収期間3.0年

LED導入による付加効果

🔍

シミ見逃しクレームがゼロに

Ra95・5000K昼白色の検品台で、黒・紺系衣類の黄ばみ・脂性シミが明確に見えるようになった。「洗ったのに落ちていない」というクレームが導入後完全になくなり、顧客信頼度が大幅向上。

♨️

プレス室の安全性が向上

白熱球60W×12個(合計720W)のヒーター相当の発熱源が消えた。プレス室の温度が下がり作業環境が改善。IP44のLEDはスチームへの耐性も高く、電気系トラブルのリスクが大幅低減。

⏱️

ランプ交換作業が年ゼロ回に

白熱球60Wは寿命1,000時間(年5回×12個=60個交換/年)。Hf管・FL管も含め年間多数のランプ交換作業を行っていたが、LED化後は一切不要に。その時間をサービス改善に充てられた。

🌡️

店内温度の上昇抑制

白熱球12個+蛍光灯合計約1,720W相当の熱源がほぼゼロになり、特に夏場の店内温度が低下。冷房効率が改善され、追加の電気代削減効果も見込まれる。

👔

色変化確認の精度が向上

Ra95の高演色照明で、洗浄前後の色変化(色落ち・縮み影響による色ムラ)を正確に確認できるようになった。「洗ったら色が変わった」という後日クレームが減少。

🌙

閉店後PIRで自動節電

収納エリアのPIRセンサーで閉店後の消し忘れによる電力損失がゼロになった。従来は消し忘れで一晩中160W点灯していたことがあったが、LEDの自動消灯で完全解決。

Ra95 + 5000Kを検品台に選ぶ理由

クリーニング作業の品質は「検品」で決まる。洗浄前にシミの種類・位置を正確に特定し、洗浄後にシミが落ちたかを確認する両方の工程で、照明の演色性と色温度が直接影響する。

Ra95の意味:太陽光(Ra100)と98%同等の演色性。特にシミ検出で重要なのは「低明度の色の判別」であり、黒・紺・茶系衣類に付いた黄ばみ・茶シミ・水シミがRa95では太陽光下と同様に見える。Ra80ではこれらのシミが衣類の地色に溶け込んで見えにくくなる。

5000Kを選ぶ理由:昼白色は青白い光でコントラストが最も高い。シミは衣類の色相とコントラストがあるほど発見しやすく、5000KはRa95と組み合わせることでシミ検出に最適な環境を作る。電球色(3000K)では全体的に赤みがかって見え、茶系・黄系のシミが背景に溶け込みやすい。

採用製品のご案内

COB LEDテープライト(5000K Ra95 / 3500K Ra90 / IP44防湿仕様)

Zone B 演色指数
Ra95(超高演色)
Zone B 色温度
5000K(昼白色)
Zone C 防水規格
IP44(防湿対応)
LEDチップ寿命
50,000時間以上
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導入効果まとめ

項目内容
施設種別クリーニング専門店 60㎡
旧設備白熱球60W×12個+FL管・Hf管×26本(合計1,720W)
新設備COB LEDテープ(5000K Ra95 / 3500K Ra90 / IP44)合計870W
省エネ率49%(年間消費電力削減:約4,287kWh)
年間削減コスト約10万円以上(電力費+ランプ代込み)
施工費300,000円
投資回収期間約3.0年
特殊仕様Zone B:Ra95超高演色 / Zone C:IP44防湿 / Zone D:PIR人感センサー
採用の決め手Ra95検品台でシミ見逃しクレームゼロ達成+白熱球→LEDで大幅ランプ費削減

よくあるQ&A

検品作業に「ブラックライト」を使っているのですが、LEDでも代替できますか?
ブラックライト(UV照射によるシミ蛍光反応)はLEDテープでは代替できません。ただし、Ra95・5000K昼白色は可視光範囲でのシミ検出能力が非常に高いため、多くのシミはブラックライト不使用でも発見できます。ブラックライトと可視光照明の両方を使用している場合は、引き続き併用をお勧めします。
プレス室はスチームがひどいですが、IP44で十分ですか?
一般的なスチームアイロン・プレス機が出す水蒸気はIP44(防水4:あらゆる方向からの飛まつに対して保護)で対応できます。ただし、天井に直接スチームが吹きかかる設置では水滴の直接接触(水没ではなく滴下)が発生することがあるため、取付位置の工夫が必要です。高圧蒸気・水洗い可能環境ではIP65以上を推奨します。
既存の蛍光灯照明器具(シーリング型)はそのまま使えますか?
COB LEDテープへの切替は、器具本体を撤去してLEDテープ+電源ドライバー+取付チャンネルに置き換える工事が必要です。既存の電気配線(スイッチ・分電盤)は再利用可能ですが、器具そのものは交換となります。工事はLED専門業者(または電気工事士)に依頼をお勧めします。
検品台の照度(明るさ)はどのくらいが適切ですか?
クリーニングの検品作業には750〜1,000lx以上が推奨されます(JIS照明基準の「検査・検品」は750lx以上)。今回採用した12W/m・25m設置で作業台面での照度は約900〜1,100lxを確保しています。Ra95でRa80と同照度でも格段にシミが見えやすくなりますが、照度も十分に確保することが重要です。

クリーニング店のLED照明相談はLED PRO SHOPへ

Ra95超高演色タイプ・IP44防湿対応・PIRセンサー連動など、クリーニング業に特化した照明プランをご提案します。

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