施工事例 B-96

整骨院・接骨院 LED照明 施工事例
施術ベッド5000K/Ra90高照度・待合室4000K安心空間
49%省エネ・年間13万円削減・回収3.5年

49%
省エネ率
13万円
年間削減額
3.5年
投資回収期間
60㎡
施工面積
Ra90
施術エリア演色

「施術中にあざの色味が蛍光灯だとよく見えなくて、判断に迷うことがあった」——埼玉県内の整骨院オーナーから、そんな相談が届きました。Ra65〜70の蛍光灯では皮膚の赤みや浮腫みの微妙な色変化を正確に捉えることが難しく、長年の悩みでした。COB LED(Ra90/5000K)に切り替え、施術ベッド直上で1,000lx以上の高照度環境を整えたことで、視診の精度が劇的に向上しました。治療の正確さと49%省エネを同時に実現した施工事例を詳しくご紹介します。

施工概要

埼玉県内の整骨院・接骨院(60㎡・施術ベッド6台)にて、既存の直管蛍光灯(FL40W)からCOB LEDテープへの全面切り替えを実施しました。 整骨院・接骨院では、施術者が患者の皮膚状態・筋肉の張りや変色・あざ等を視覚的に確認する場面があるため、施術エリアの演色性は治療の精度に直結します。 本施工では施術ベッドエリアに5000K/Ra90/目安照度1,000lx以上を採用し、正確な視診が可能な高照度・高演色環境を実現しました。

施工のポイント:施術ベッドエリアは5000K/Ra90・1,000lx以上の高照度で施術者の視診精度を向上。待合室は4000K/Ra90で患者が安心感を覚える清潔な白色光。処置・消毒エリアは5000K/Ra90で衛生管理を徹底。バックヤードはPIR人感センサーで節電の最大化。フリッカーレスで長時間施術でも目が疲れない作業環境を実現。

ゾーン別施工データ

ゾーンエリア色温度演色旧設備新設備削減率
Zone A 待合室・受付 4000K Ra90 FL40W×8本 320W COB10W/m×20m 200W 38%削減
Zone B 施術ベッドエリア 5000K Ra90 FL40W×20本 800W (目安500lx) COB14W/m×45m 630W (1000lx以上) 21%削減 + 照度2倍
Zone C 処置室・消毒エリア 5000K Ra90 FL40W×6本 240W COB12W/m×15m 180W 25%削減
Zone D バックヤード・更衣室 5000K Ra80 FL32W×5本 160W PIR COB6W/m×10m 60W 63%削減

ゾーン別詳細

Zone A — 待合室・受付
色温度 / 演色
4000K / Ra90
施工延長
20m(天井全面・受付カウンター上)
消費電力
旧320W → 新200W
目的
患者が安心感・清潔感を覚える4000K白色光。待ち時間のストレスを軽減
Zone B — 施術ベッドエリア
色温度 / 演色
5000K / Ra90
施工延長
45m(ベッド直上・天井全面)
消費電力
旧800W → 新630W(照度は500→1,000lx以上に向上)
目的
施術者の視診精度向上。皮膚変色・筋肉状態を正確に把握。フリッカーレスで長時間施術でも目が疲れない
Zone C — 処置室・消毒エリア
色温度 / 演色
5000K / Ra90
施工延長
15m(処置台上・消毒台周辺)
消費電力
旧240W → 新180W
目的
消毒・包帯交換・テーピング処置の精度確保。衛生管理に必要な高照度・高演色
Zone D — バックヤード・更衣室
色温度 / 演色
5000K / Ra80
施工延長
10m(PIR人感センサー付き)
消費電力
旧160W → 新60W(+不在時自動消灯)
目的
スタッフ更衣・備品管理。PIRで無人時は自動消灯

「施術ベッドの照度が上がって、施術者全員から『皮膚の色が前より格段に見やすくなった』という声が出ました。フリッカーレスの効果も実感していて、以前は夕方になると目が重くなっていたのが、今はずっと楽に施術できています。患者さんにも『明るくて清潔感が増した』と好評です。省エネ効果よりも、施術の質が上がったことの方が私たちには大きな変化でした。」

— 埼玉県 整骨院オーナー院長(施術ベッド6台・60㎡)

失敗事例:格安テープLEDで「Ra90表記が実測Ra74」だったケース

通販サイトで「Ra90」と表記された格安LEDテープを施術ベッドエリアに施工したところ、実測で演色指数がRa74しかなかった事例があります。蛍光灯のRa65〜70とほぼ変わらず、皮膚色の視診改善効果が得られませんでした。Ra値は測定条件・チップ品質で大きく変わるため、当社では信頼できるメーカーの製品を使用し、照度・演色の実測データを施工後に提供しています。

Before / After 比較

BEFORE(蛍光灯時代)
1,520W
FL40W×39本相当
• 施術ベッドの照度が500lx程度
• Ra65〜70で皮膚色の判断が難しい
• フリッカーによるスタッフの目の疲労
• バックヤード終日点灯でムダ
AFTER(COB LED)
1,070W
COB LEDテープ合計90m 節電450W(施術ベッドは照度2倍に向上)
• 施術ベッド1,000lx以上の高照度
• Ra90で皮膚状態を正確に視診
• フリッカーレスでスタッフの目が疲れない
• バックヤードはPIR自動消灯

経済効果の計算

削減電力:1,520W − 1,070W = 450W(Zone Bは照度向上のためW削減より照度優先)
年間稼働:3,000時間(9〜20時/日 × 年間273日 土日含む)
年間節電量:450W × 3,000h = 1,350kWh
電気代単価:約30円/kWh(低圧従量電灯B)
年間削減額(電力分):1,350kWh × 30円 = 40,500円
ランプ交換コスト削減:蛍光管39本/年間×@700円 + 交換工賃 ≈ 年間約90,000円
年間総削減額:約40,500円 + 約90,000円 = 約130,500円(≒13万円)
施工費用:460,000円(部材・施工費込み)
投資回収期間:46万円 ÷ 13万円/年 = 約3.5年

整骨院・接骨院のLED化メリット

使用製品・仕様

COB LEDテープ(医療・施術施設向け高演色タイプ)

製品タイプ
COB LEDテープライト
Zone A 仕様
4000K / Ra90 / 10W/m
Zone B 仕様
5000K / Ra90 / 14W/m
Zone C 仕様
5000K / Ra90 / 12W/m
Zone D 仕様
5000K / Ra80 / 6W/m + PIR
定格寿命
50,000時間以上
演色指数
Ra80〜Ra90
フリッカー
フリッカーレス設計
保証
3年保証

よくあるご質問

Q. 整骨院・接骨院に必要な照度の基準はありますか?
A. 医療法施行規則では診察室の照度は「200lx以上」が最低基準とされていますが、整骨院・接骨院では施術の精度向上のために500〜1,000lx以上が推奨されます。特にテーピング・包帯処置・皮膚視診を行う施術ベッドエリアでは1,000lx以上が理想的です。当社では照度計算書の提出も対応可能です。
Q. 患者が仰向けに寝ている状態で天井照明が眩しくないですか?
A. COB LEDテープを拡散カバー付きのアルミチャンネルに収めることで、点光源特有のグレア(まぶしさ)を軽減できます。ベッドの長辺方向に沿って照明を配置することで、患者の顔に直接光が入りにくい設計にすることも可能です。現地の天井構造に合わせて最適な配置をご提案します。
Q. X線設備のある接骨院でも問題なく施工できますか?
A. X線室(レントゲン室)はX線遮蔽壁・ドアがあるため照明配線の引き込みが通常の部屋と異なる場合があります。X線室の照明工事については電気工事士資格を持った施工スタッフが対応します。X線設備に影響を与えない工事経路での対応が可能ですので、現地調査時にご確認ください。
Q. 施術中に患者にとってLEDの光は刺激になりませんか?
A. 施術中に患者が天井を直視する場面は少ないですが、仰向け施術時には天井光が視界に入ります。フリッカーレスLEDはチラつきがなく、拡散パネルを使用することで眩しさを緩和できます。また、Zone A(待合室)の4000Kと区別してZone B(施術)の照度を患者の目の高さから計算した設計でご提案します。

2027年 蛍光灯フェーズアウト — 整骨院・接骨院への影響

整骨院・接骨院 LED照明 よくある質問

Q. 整骨院の施術ベッドにはどのくらいの照度が必要ですか?
A. 施術ベッドエリアは1,000lx以上を推奨しています。皮膚の変色・あざ・浮腫みを正確に視診するにはRa90以上の高演色と高照度の組み合わせが不可欠です。蛍光灯時代の500lx・Ra65〜70では皮膚色の微妙な変化を見逃すリスクがあります。COB LEDを直上に集中配置することで1,000lx以上を確保しつつ49%の省エネを同時に達成できます。
Q. フリッカーレスLEDは施術者の目の疲労にどう効きますか?
A. 蛍光灯は50/60Hzの交流電源で点滅するため、人間の目には見えなくても潜在的なフリッカーが眼精疲労を蓄積させます。COB LEDはDC定電流駆動でリップル率0.1%未満のフリッカーレス設計のため、1日中施術を続けても目が疲れにくい作業環境を実現します。施術者の集中力維持と医療ミス防止にも貢献します。
Q. 2027年の蛍光灯製造終了は整骨院・接骨院にどう影響しますか?
A. 2027年の蛍光灯製造・輸出入規制により、FL40W蛍光管の供給が停止します。整骨院・接骨院は年間を通じて長時間点灯するため蛍光管の消耗が早く、交換用ランプが入手困難になると即座に施術環境に影響が出ます。今から計画的にLED化を進めることで、規制後の緊急交換コストや施術停止リスクを回避できます。

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