施工事例 B-109

洗車場・カーウォッシュ LED照明施工事例
IP65防水・PIR人感節電・61%省エネ
年間22万円削減・投資回収2.9年

セルフカーウォッシュ3bay・400㎡。水・洗剤ミスト環境でのIP65防水COB LED全面刷新。PIR人感センサーによる無人時自動節電で61%省エネ・年間22万円削減・投資回収2.9年を達成。

61%
省エネ率
22万円
年間削減額
2.9年
投資回収
IP65
完全防水仕様

施設概要

項目内容
業種セルフカーウォッシュ(3bay・24時間無人営業)
床面積400㎡(洗車bay×3・待機スペース・管理室)
営業時間24時間・365日(年間8,760時間)
環境特性高圧水・洗剤ミスト・洗車機排水・塩害(沿岸立地)
旧照明蛍光灯(防雨型)・水銀灯(屋外看板)
課題蛍光灯の水没故障が頻発・水銀灯の24h点灯による高電気代・無人時の無駄点灯

4ゾーン別 施工内容

Zone A|洗車bayメインエリア×3 — IP65・Ra85・5000K・PIR・COB12W/m

項目旧設備新設備
bay内照明防雨型蛍光灯FL40W×24灯 = 960W(常時点灯)IP65 COB12W/m × 30m × 3bay = 1,080W
→ PIR連動で稼働率40% = 432W実効
防水規格防雨型(IPX3相当)IP65(防塵・防水噴流対応)
PIR設定なし(常時点灯)車両検知PIR連動・入出庫後3分タイムアウト
削減率960W432W実効(55%削減)
特記高圧水で蛍光灯が年2〜3回故障・交換コスト高IP65で高圧洗浄水直撃にも対応・故障ゼロ

IP65の選定理由:
洗車bayでは高圧洗浄ガン(水圧8〜12MPa)の水が天井・壁に直接当たる。IP44(防水スプレー対応)では不十分で、IP65(防水噴流・全方向対応)以上が必須。 さらに洗剤成分(弱アルカリ性〜弱酸性)への耐薬品性を持つコーティングを施したCOBテープを採用。沿岸立地のため塩害対策として、固定金具はSUS304ステンレス仕様を使用した。

Zone B|待機・乾燥スペース — IP44・Ra85・4000K・PIR・COB10W/m

項目旧設備新設備
待機スペース防雨型FL40W×8灯 = 320W(常時点灯)IP44 COB10W/m × 20m = 200W → PIR50%稼働 = 100W実効
防水規格IPX3IP44(水しぶき対応・乾燥エリアに適合)
PIR設定なし車両検知PIR・空車時30%減光モード
削減率320W100W実効(69%削減)

Zone C|屋外看板・エントランス — IP65・タイマー制御・COB14W/m

項目旧設備新設備
屋外看板水銀灯250W×2灯 = 500W(24h点灯)IP65 COB14W/m × 10m = 140W
→ タイマー(0:00〜5:00 消灯)= 79W実効
タイマーなし(24h常時)5:00〜24:00点灯・深夜消灯(19h/日)
削減率500W79W実効(84%削減)
特記水銀灯は2020年末に製造中止・在庫枯渇リスクCOB LEDは10年以上の継続供給が見込める

Zone D|管理室・機械室 — PIR・Ra80・COB8W/m

項目旧設備新設備
管理室FL40W×8灯 = 320W(常時点灯)COB8W/m × 15m = 120W × PIR15%稼働 = 18W実効
PIR設定なし人感センサー連動(無人営業のため巡回時のみ点灯)
削減率320W18W実効(94%削減)

省エネ効果・投資回収計算

区分旧消費電力新消費電力(実効)削減
Zone A 洗車bay960W432W実効528W
Zone B 待機スペース320W100W実効220W
Zone C 屋外看板500W79W実効421W
Zone D 管理室320W18W実効302W
合計2,100W629W実効1,471W(70%削減)
61%
実質省エネ率
(電気代ベース)
22万円
年間削減額
(電気+ランプ+修繕)
65万円
施工費
2.9年
投資回収年数

電気代削減の詳細:
削減電力:1,471W × 8,760時間/年 = 12,886kWh/年
電気代削減:12,886kWh × 30円 ≒ 386,580円/年
ただし実効稼働率を考慮した実質削減は約170,000円/年
ランプ交換費削減:蛍光灯管・水銀灯 約30,000円/年
修繕費削減:蛍光灯水没故障 年2〜3回×15,000円 ≒ 約40,000円/年
総削減:約220,000円/年
施工費65万 ÷ 220,000円 = 2.9年回収

洗車場特有の照明要件と対策

IP65 vs IP44の使い分け

同じ洗車場内でも、bay内(高圧水が直撃する)はIP65が必須で、 待機エリア(水しぶき程度)はIP44で十分。用途に応じた防水等級の選定が コスト最適化に直結する。IP68(水中使用)は床面埋込み照明など特殊用途に限定し、 オーバースペックは避ける。

水銀灯代替の緊急性

水銀灯(HIDランプの一種)は2013年の水銀に関する水俣条約に基づき、 日本では2020年末に製造・輸出入が規制された。既設ランプの在庫は年々枯渇しており、 2025〜2026年時点で交換用ランプが入手困難になる施設が増加している。 LED代替への移行は省エネ目的のみならず、将来の「ランプ枯渇リスク回避」としても推奨される。

PIRセンサーの車両検知設定

一般的なPIRセンサーは人体の動き(熱源)を検知するが、洗車場では車両の出入りを検知する必要がある。 今回は車両の熱源(エンジン熱・タイヤ熱)を検知する高感度PIR+ループコイル(床下埋込み)を組み合わせた複合検知システムを採用。 車両がbayに入ると照明がフル点灯、出庫後3分で消灯する仕組みにより、 無人時間帯(深夜)の無駄点灯を大幅に削減できた。

採用製品・仕様一覧

ゾーン製品仕様数量
Zone A IP65 COBテープ 12W/m Ra85・5000K・IP65・耐薬品コーティング・SUS304固定具 30m × 3bay
Zone B IP44 COBテープ 10W/m Ra85・4000K・IP44 20m
Zone C IP65 COBテープ 14W/m Ra85・5000K・IP65・タイマー制御対応 10m
Zone D COBテープ 8W/m + PIRセンサー Ra80・4000K・PIR60秒タイムアウト 15m

施工前後の比較サマリ

指標施工前施工後改善
総消費電力2,100W629W実効▲70%
年間電力消費18,396kWh5,510kWh▲12,886kWh
防水規格IPX3(防雨型)IP65(bay内)/ IP44(待機)故障ゼロ
水没故障年2〜3回0回修繕費▲40,000円/年
水銀灯リスクランプ入手困難化COB LED置換完了枯渇リスク解消
施工費65万円回収2.9年
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