施工概要
郊外型書店(延床650㎡・地上2F・雑誌・文庫・専門書・コミック・文具の複合売場)のLED全面切り替え工事。既存照明は直管蛍光灯Hf40Wの全面設置で、書籍カバーの色再現が悪く「店内で見た色と持ち帰った本の色が違う」というクレームが月3件あった。また棚照明のグレアで読書時の目疲れを訴えるクレームも月2件発生していた。Ra90以上のCOB LEDテープと低グレア設計で売場品質と省エネを両立した施工データを公開する。
書店LED化 最重要ポイント:演色性: 書籍・雑誌カバーは印刷インクの色忠実度が購買意欲に直結する。Ra80以下の照明では黄み・青みが偏り「実物と違う色」に見えてしまう。Ra90以上のCOB LEDテープを使用することで、自然光に近い色再現が可能となり、書籍カバーの色が意図した通りに見える売場環境を実現できる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設種別 | 書店(地上2F・複合売場) |
| 施工面積 | 650㎡(1F・2F売場+レジ+バックヤード) |
| 工事期間 | 5日間(閉店後の夜間施工) |
| 施工費合計 | 230万円(材料費140万円+工賃90万円) |
| 年間削減額 | 110万円(電力費80万円+ランプ交換30万円) |
| 投資回収 | 2.1年 |
4ゾーン別 施工仕様
書店における演色性・色温度の選び方
なぜRa90が必要か
書籍・雑誌の表紙・カバーは印刷物であり、光源の演色性によって見え方が大きく変わる。Ra80(一般蛍光灯レベル)では赤系・緑系の再現が不完全で、カバーデザインが意図した色と異なって見える。Ra90以上になると自然光下とほぼ同じ色再現が得られ、顧客が「店で見た色と家で見た色が同じ」と感じる売場品質を実現できる。
4000K vs 3500K vs 5000K の使い分け
| 色温度 | 適用エリア | 主な効果 | 書籍種別との相性 |
|---|---|---|---|
| 3500K(温白色) | 新刊・特集コーナー | 滞留時間延長。購買意欲を高める温かみ | 小説・エッセイ・ライフスタイル |
| 4000K(白色) | 一般書籍・レジ | 明瞭な視認性。タイトル・背表紙の文字が読みやすい | 専門書・実用書・コミック |
| 5000K(昼光色) | バックヤード | 作業能率・清潔感。荷受け・棚卸し作業に最適 | (スタッフエリア・非公開) |
低グレア設計(UGR19以下)
書店では顧客が棚に近づいて本を手に取り、立ち読み・試し読みを数分間行う。この間に照明のグレア(眩しさ)が視野に入ると眼精疲労を誘発し滞在時間が短縮される。本施工ではCOBテープをアルミチャンネルに収め拡散カバーを設置することで輝度を抑制(UGR19以下)し、視野内に光源が直接入らない設計とした。
省エネ効果・投資回収計算
| ゾーン | 旧設備電力 | LED電力 | 削減率 | 年間削減kWh |
|---|---|---|---|---|
| Zone A 一般書籍売場 | 6,000W | 3,500W | 42% | 12,775kWh |
| Zone B 新刊・特集コーナー | 1,800W | 960W | 47% | 4,292kWh |
| Zone C レジ・カウンター | 1,200W | 500W | 58% | 3,577kWh |
| Zone D バックヤード | 2,560W | 1,200W | 53% | 6,950kWh |
| 合計 | 11,560W | 6,160W | 47% | 27,594kWh |
年間稼働時間: 14時間/日 × 365日 = 5,110時間
電力料金削減: 27,594kWh × 30円 = 827,820円(約83万円)
ランプ交換削減: 約30万円/年(蛍光管定期交換費用)
年間総削減額: 83万円 + 30万円 = 約110万円/年
施工費230万円 ÷ 110万円 = 投資回収2.1年
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Ra90以上の演色性で書籍カバー色再現。低グレア設計で滞在時間延長。書店の売場品質向上と省エネを両立するCOB LEDソリューションをご提案します。見積・現地調査は無料です。
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