温浴施設 LED照明施工事例

銭湯・スーパー銭湯・日帰り温浴施設
LED照明施工事例

IP65防水 × Ra90高演色 × 24V低電圧で安全・省エネ・長寿命を同時に達成した全施工データを公開

50%
省エネ削減率
2.8年
投資回収年数
850㎡
施工面積
年間240万円
電気代削減額

なぜ温浴施設のIP非対応照明が危険なのか

IP非対応照明・AC100V直結の3大リスク

①湿気侵入による絶縁劣化→漏電・ショート ②塩素・湯気による腐食で球切れが月1〜2回頻発 ③AC100V環境での感電リスク(浴室は特別低電圧での施工が安全基準)

銭湯・スーパー銭湯の浴室・洗い場は常時湿度90%以上、水飛沫・塩素蒸気・高温(45〜60℃)にさらされる極めて過酷な環境です。IP65未満の一般照明を設置すると内部に湿気が浸入し、絶縁体が劣化して漏電・ショートを引き起こします。

加えて、従来の蛍光灯・白熱球は球切れ頻度が高く、高所作業での交換コストが年間数十万円に上る施設も少なくありません。本事例ではIP65防水COBテープLED・24V低電圧システムへの全換装で、これらのリスクをゼロに近づけながら50%省エネを達成しました。

施設概要

項目内容
施設種別スーパー銭湯(日帰り温浴施設)
施工面積850㎡(脱衣所160㎡・浴室350㎡・サウナ60㎡・休憩室200㎡・ロビー80㎡)
改修前照明蛍光灯・白熱球(AC100V直結)
改修前の問題月2回以上の球切れ・湿気による腐食・電気代480万円/年
施工後の照明IP65防水COBテープLED 24V(全エリア)
省エネ率50%削減(電気代240万円→480万円)
投資回収2.8年

エリア別 照明設計基準

温浴施設は用途・求められる雰囲気・防水要件がエリアごとに大きく異なります。エリアを6つに分類し、最適な照明仕様を設計しました。

エリア色温度照度基準演色性防水等級設置方法
脱衣所 3000K〜3500K 200〜300lx Ra90以上 IP44以上 天井コーブ間接照明+ロッカー上部ライン
洗い場 2700K〜3000K 150〜200lx Ra90以上 IP65必須 天井防水COBテープ(シリコンチューブ封止)
内湯・露天浴槽周辺 2700K 50〜100lx(演出重視) Ra85以上 IP65〜IP68 縁石内蔵・壁面コーブ間接
サウナ室 2700K 50〜80lx Ra80以上 IP65・耐熱100℃対応 天井コーナー間接・低位置ライン照明
休憩室・岩盤浴 2700K〜3000K 100〜150lx Ra90以上 IP44以上 天井コーブ間接照明・フロアライン
ロビー・受付 3500K〜4000K 300〜500lx Ra90以上 IP20以上 天井直付け+カウンター下ライン

推奨仕様カード

洗い場・浴室
IP65防水COBテープ 24V
シリコン封止・耐塩素・2700K・Ra90・10W/m・アルミ溝付きチャンネルで放熱
サウナ室
耐熱IP65COBテープ 24V
耐熱100℃・2700K・Ra80・5W/m・サウナ専用ブラケット使用
脱衣所・休憩室
COBテープ 24V IP44
アルミ押し出し材+乳白カバー・3000K〜3500K・Ra90・8W/m
電源ユニット
防滴24V電源 機械室設置
乾燥した機械室・電気室に設置・各ゾーン独立電源で漏電時の影響を局所化

IP防水規格 比較表

温浴施設では設置場所により要求される防水規格が異なります。不適切なIP等級の照明を使うと保証外の環境で使用することになり、安全上のリスクと頻繁な球切れを招きます。

IP等級防水レベル推奨エリア温浴施設での可否
IP20 固体のみ防護(防水なし) 乾燥した室内のみ ロビー・受付のみ可
IP44 あらゆる方向からの水飛沫を防護 脱衣所・休憩室・岩盤浴 脱衣所・休憩室OK
IP65 あらゆる方向からのジェット水流を防護 洗い場・浴槽周辺・サウナ 洗い場・浴室推奨
IP67 水中30分間完全防水 浴槽内・床面埋め込み 浴槽内埋め込みOK
IP68 継続的な水中使用可 露天風呂・プール内 露天・プールOK
IP20未満・なし 防水なし 浴室使用絶対NG

省エネシミュレーション(850㎡ スーパー銭湯)

エリア改修前(W)改修後(W)削減率年間削減額(※)
脱衣所 160㎡3,200W1,440W55%削減約32万円
洗い場・浴室 350㎡7,000W3,150W55%削減約69万円
サウナ 60㎡600W300W50%削減約10万円
休憩室 200㎡4,000W2,000W50%削減約36万円
ロビー・受付 80㎡2,400W1,200W50%削減約21万円
合計17,200W8,090W53%削減年間約168万円

※電力単価27円/kWh・稼働時間16時間/日・年365日で試算。実際の削減額は施設の稼働状況・契約電力により異なります。

投資回収シミュレーション

項目金額(税込目安)
LEDテープ材料費(850㎡)約160万円
電源ユニット・配線工事費約180万円
施工(設置・仕上げ)費約130万円
総工事費約470万円
年間電気代削減額約168万円/年
球切れ交換コスト削減約40万円/年
実質回収年数約2.2年

よくある質問

温浴施設にIP65防水が必要な理由は何ですか?
銭湯・温浴施設の洗い場・浴室は常時湿度90%以上、水飛沫にさらされます。IP65未満の照明は内部に湿気が侵入し絶縁劣化・漏電・ショートの原因になります。24V低電圧システムと組み合わせることで万が一の感電リスクも最小化できます。サウナ室は加えて耐熱100℃以上の仕様が必要です。
温浴施設のLED照明で推奨される色温度は?
エリアによって異なります。浴室・洗い場は2700K〜3000K(電球色)でリラックス効果。脱衣所は3000K〜3500Kで明るく清潔感を演出。サウナ室は2700Kの暗め設定でリラクゼーション重視。ロビー・受付は3500K〜4000Kで清潔感と活気を両立します。
温浴施設のLED化でどれくらいの省エネ効果がありますか?
従来の白熱球・蛍光灯からLEDに切り替えると平均45〜55%の電力削減が可能です。温浴施設は年中無休・長時間営業が多く、年間電気代削減額は施設規模により100〜400万円に達するケースがあります。加えて球切れ交換コストの大幅削減も見込めます。投資回収期間は2〜3年が目安です。
なぜ温浴施設のLED照明に24Vシステムを選ぶのですか?
水回りに近い環境での安全確保のため24V低電圧システムを推奨します。AC100Vに比べ感電リスクが大幅に低く、電源ユニットを乾燥した機械室に設置することで湿気の影響を受けません。また各エリアで電源を独立させることで、万が一漏電が発生しても影響範囲を最小化できます。

温浴施設のLED照明について相談する

IP65防水COBテープ・24V電源ユニット・耐熱サウナ用LEDなど温浴施設向け製品を取り揃えています。施設規模・エリア別の見積もりはお気軽にご相談ください。

商品一覧・お問い合わせはこちら