導入施設の概要と課題
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設種別 | 地方銀行支店(延床面積350㎡) |
| 営業時間 | 平日9:00〜15:00(年間244日)、ATMは7:00〜21:00(年間365日) |
| 建設年数 | 築25年(旧型蛍光灯HF32W型) |
| 主な施設構成 | 営業フロア・ATMコーナー・相談個室・金庫室・バックオフィス |
銀行の照明は「信頼感・清潔感・落ち着き」を演出する重要な要素です。旧型蛍光灯(色温度6500K・Ra60台)では青白く冷たい印象を与えており、顧客満足度調査で「雰囲気が無機質」という回答が18%を占めていました。
主な課題(LED導入前):
① 色温度6500K(昼光色)の蛍光灯が冷たく無機質な印象を与え、顧客の心理的安心感を損なっていた
② 演色性Ra60台のため、書類・印鑑・通帳の色が実際と異なって見え、高齢顧客から苦情
③ ATMコーナーが営業時間外も蛍光灯全灯のため、夜間・早朝の無駄な電力消費が大きかった
④ 年間ランプ交換費:蛍光管約80本×950円 = 約7.6万円+交換作業費
⑤ 蛍光灯の高フリッカーにより、書類の細字が読みにくいというスタッフからの訴えが続いていた
① 色温度6500K(昼光色)の蛍光灯が冷たく無機質な印象を与え、顧客の心理的安心感を損なっていた
② 演色性Ra60台のため、書類・印鑑・通帳の色が実際と異なって見え、高齢顧客から苦情
③ ATMコーナーが営業時間外も蛍光灯全灯のため、夜間・早朝の無駄な電力消費が大きかった
④ 年間ランプ交換費:蛍光管約80本×950円 = 約7.6万円+交換作業費
⑤ 蛍光灯の高フリッカーにより、書類の細字が読みにくいというスタッフからの訴えが続いていた
ゾーン別LED設計と選定仕様
Zone A
営業フロア・ロビー
色温度4000K(白色)
演色性Ra90(高演色)
テープ長140m
消費電力1,400W
設計照度500〜750lx(窓口カウンター)
特記間接照射でUGR16・書類視認性確保
Zone B
ATMコーナー
色温度5000K(昼白色)
演色性Ra80
テープ長40m
消費電力400W
設計照度300lx(画面視認・防犯カメラ補光)
調光営業時間外50%(タイマー制御)
Zone C
相談個室・融資コーナー
色温度3500K(温白色)
演色性Ra90
テープ長30m
消費電力300W
設計照度300〜500lx(会話・書類確認)
特記温白色で心理的安心感・信頼感を演出
Zone D
バックオフィス・金庫室
色温度5000K(昼白色)
演色性Ra80
テープ長80m
消費電力640W
設計照度500lx(精密作業・書類確認)
センサー人感センサー(閉店後自動消灯)
銀行照明で「Ra90」が重要な理由
書類・印鑑・現金の色再現性が業務品質に直結
銀行では毎日数百件の書類確認・印鑑照合・現金計数が行われます。演色性の低い照明(Ra60台)では、印鑑の朱色が橙色に見えたり、通帳の印字が薄く見えたりするケースがあり、確認ミスのリスクが高まります。Ra90の高演色LEDにより、日光に近い自然な色再現を実現しました。
- 印鑑朱色の正確な識別(印鑑照合の精度向上)
- 書類・通帳の印字コントラスト向上(確認ミス低減)
- 紙幣・コインの色と質感の正確な認識
- 高齢顧客の書類視認性向上(クレーム削減)
電力・コスト比較(導入前後)
| 項目 | 旧蛍光灯 | LED後 | 削減量 |
|---|---|---|---|
| 全体消費電力(全灯時) | 5,600W | 2,740W | ▲2,860W |
| ATM時間外(50%調光)実効 | 5,600W | 2,540W(加重平均) | ▲3,060W |
| 年間電力消費量 | 51,744kWh | 23,449kWh | ▲28,295kWh |
| 年間電気代(@¥27/kWh) | 約140万円 | 約63万円 | ▲77万円 |
| 年間ランプ交換・保守費 | 約18万円 | 約1万円 | ▲17万円 |
| 年間総削減額 | — | — | ▲約94万円 |
投資回収シミュレーション
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| LEDテープ・電源・調光コントローラー | 約180万円 |
| 施工費 | 約110万円 |
| 総投資額 | 約290万円 |
| 年間削減額 | 約94万円/年 |
| 投資回収年数 | 約3.1年 |
導入後の定量的成果
49%
電力削減率
+24%
来店者信頼感スコア
(CSアンケート)
(CSアンケート)
0件
高齢顧客からの
書類視認クレーム
書類視認クレーム
+16%
スタッフ作業効率
(自己評価)
(自己評価)
94万円
年間コスト削減
3.1年
投資回収年数